出版社内容情報
骨つぼの怪、ひとだまになった少年飛行兵、赤いオーバーの少女、海から手の話など、こわいこわい百物語の一冊。 SLA選定
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
54
図書館本。 百物語を語るのはおばあさんの人形…。人間以外が物語を語るという話でアイの物語やデトロイトビカムヒューマンを連想してしまいます。 墓場…というか死者に物語をかたるという点では怖さよりも「どういう物語を語れば死者は喜ぶだろう?」と考えさせられました。死者が喜ぶ話ってどんなテイストになるのだろう?2019/04/18
魚京童!
13
10個しか話がなかったからお化けが出てきませんでした…。2014/02/21
まりにゃ
9
無性に、児童向け怪談が読みたくなり、図書館で借りてきた。13話のアンソロジー。うち、太平洋戦争に関わるものが4話。森下真理の『おむすびたべたい』が、切なさや哀しさ、死者へ捧げる祈りなど、子ども心にも、おそらく沁み入るだろう。ないがしろにされがちだけれども、戦時中集団疎開した子どもたちの栄養被害と、それに伴う心理的影響は甚大だ。ストーリーの面白さは、松谷みよ子の『おばあさんがかたる百物語』(このレストランができた理由)が、別格だと思った。2016/09/15
花々
9
このシリーズはどれを読んでも面白い。子ども向けでもいいものはいい。怖さも適度。2014/03/02
しおりん♪
8
怪談レストラン面白い!他のも読もうと思った!2010/12/18