出版社内容情報
てんぐの世界を見てきた子どもの話、悪魔の魔弾を手に入れた男の話。恐ろしい魔界の味です。 SLA選定
内容説明
怪談レストランへようこそ。背すじがゾーッとするようなたのしいお話を、どうぞ存分にご賞味くださいませ。なお、誠に勝手ながら、当店自慢のオリジナルスパイスを利かせてございますので、心臓のお弱い方はご遠慮いただいたほうがよろしいかと…。
著者等紹介
松谷みよ子[マツタニミヨコ]
著書に『現代民話考』『龍の子太郎』『やまんばのにしき』「あかちゃんの本」シリーズ等多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
53
図書館本 世界中から集めた魔界の話…ということで天狗や妖怪が住むお化けの世界的な魔界もあればヨハネの黙示録的な魔界もあるようです。黙示録で思い出すのは今年の元旦に寒い中隣町の教会の男性が玄関先で黙示録を…、なるほど…今年は魔界のような一年になるということですね。そうこうするうちに早速景気後退のニュースが…、ボンビラスな魔界が待っていそうで怖い話です。2019/03/19
魚京童!
15
わたしたちのすむこの世は、とてつもなく大きな魚の上にのっかっている。2014/02/24
かおりんご
5
児童書。怖さはない。不思議な話。学級文庫行き。2012/06/08
ゆき
4
ほぼ「神隠しレストラン」でした。地獄の口があいた山がこわかったなあ。男は地獄につれてかれるし、村人は得ばっかりだし。2014/02/22
そうナイト!
3
あんまり怖くなかった。2015/10/14