出版社内容情報
木の下に、へんなたまごが三つ。男の人がひろってかえると、ぴちんとわれて、中から出てきたのは。
内容説明
大きな木の下に、なんだかへんなたまごが三つ。男の人が、ひろって家にかえったら、中から…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
annzuhime
44
図書館本。4歳7ヶ月の次女がチョイス。次女はせなさんのおばけが好き。家にも何冊か持ってるのに、図書館でもよく借りています。こんかいはたまご。おばけって卵なのね。3つ目の卵が冷たい。ゆうれいが冷たいという考えがない次女には、そこはよく分からなかったみたい。でも小さな柳でニコニコしているゆうれいが可愛くて、次女もニコニコ嬉しそうでした。2020/12/21
現在葬送のフリーレンのコスプレ中・寺「葬送のフリーレンて何や!」
34
私の好きなせなけいこの絵本(^-^)。登場人物は時代劇の格好だが、あまり関係ない。【以下ネタバレ】三つのたまごを拾った少年、そのたまごの一つが懐中に入ってくる。怪しい動きをするたまご達。中から出て来たのは全ておばけ。最後に出て来たのは幽霊。幽霊は外に行くが、どの柳にも先に住んでいる幽霊が。泣く泣く少年の元へ戻り事情を説明。「私に柳を買ってもらえませんか(:_;)」。優しい少年は柳を購入。ラスト、嬉しそうな柳の下の幽霊が可愛い。見ていて思わず頬が緩んだ(^-^)。さすがせなけいこと思わされる。2014/11/04
べるめーる
26
3歳娘、幼稚園で借りてきた。やはりうちの娘はせなけいこさんが好きなようだ。「こわおもしろい」感じを楽しんでいた。さてこのお話は、3つのたまごから意外なものが次々生まれてくる。最後に生まれた小さなゆうれいが戻ってきた理由が可愛い!背表紙が、たまごを抱いたゆうれいの後ろ姿というのもいろいろ想像できておもしろい。せなさんのストーリーはたいてい思いがけない展開になるなあ。2014/06/07
みずたま
25
ゆうれいがたまごから生まれる…の⁈ せなさんの描くおばけの世界はユニークで新鮮な驚きがあります(笑)何だか癒されてしまうおはなしでした。2015/10/03
Kawai Hideki
24
鬼、妖怪、幽霊が卵から生まれるという着想もすごいが、幽霊が生まれてからのちょっとした紆余曲折もヒネリがきいていて面白い。2013/12/01