出版社内容情報
小さなみのむしは、あっちこっちのはっぱを食べて大きくなりました。また夏がくると…。
内容説明
みのむしは、はっぱをたべてだんだん大きくなりました。そしてつぎの夏…。
著者等紹介
得田之久[トクダユキヒサ]
1940年横浜生まれ。昆虫少年として少年期を過ごした後、明治学院大学社会学部在学中から、昆虫をテーマにした絵本を描きはじめる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
28
みのむしが餓になって飛び立つまでが描かれています。虫好きの息子、楽しんでいました。最後のページにこのシリーズの他の虫の本が紹介されていて、私が「これも面白そうだから借りてこようか?」と言うと、「くもさんのは○○くん怖いから、他の2つだけでいいよ」と言っていました。2020/12/21
まま
18
療育センターにて。この前読友さんがみのむしを見つけてて早いね〜って言っていたところ、恥ずかしながらみのむしの1年にカルチャーショック受けるくらい生態を知らなかった!Σ(・・💧)。勉強になりました、 2019/09/19
遠い日
16
オオミノガの幼虫、ミノムシ。ミノに隠れてはいるがけっこうごそごそと動くのがユーモラス。得田之久さんの描く絵はいつもながら美しく印象的。雌雄の不思議な生態についてあとがきで触れているのも、いい。2015/10/14
いっちゃん
13
そう言えば、最近みのむしを見なくなった。昔はそこらじゅうに居たのに。学校でも、みのをはいで、折り紙を切ったのでみのを作る様子を観たりしたけど。最後にみんなが声を揃えて「みのむしってガになるん!」って。読みがいがあった。2015/09/23
奏
6
みのむしはイラスト等では見かけますが、本物を見たことがなく、その生態も全然知りませんでした。なんと不思議な虫!雌はミノの中で一生を終えるとのこと。この本の続きのドラマが気になります。小さな子どもたちでも興味が持つことができるわかりやすい文章。2023/04/04