くものいえ (改訂)

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  • サイズ A5判/ページ数 28p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784494003020
  • NDC分類 E
  • Cコード C8745

出版社内容情報

一ぴきのくもが、なにか、つくりはじめました。真っ黒な画面のくものすが印象的です。   SLA選定/SLA選定/76年度第1回SLBC選定(幼保)/中央児童福祉審議会推薦

内容説明

夏のよる、一ぴきのクモが、しずかにしずかに、くものすをつくりはじめました。

著者等紹介

得田之久[トクダユキヒサ]
1940年横浜生まれ。昆虫少年として少年期を過ごした後、明治学院大学社会学部在学中から、昆虫をテーマにした絵本を描きはじめる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

81
絵本。「なつのよる。いっぴきのくもが、きのえだにぶらさがると、おしりからいとをだしはじめた。」蜘蛛が巣を張る様子がたんたんと描かれる。静かに観察している気分。▽「えほん・ちいさなせかい」昭和50年発行で読了。表紙が茶色枠で右上に蜘蛛、左下に蛾。2021/06/06

いっちゃん

13
見つけると簡単に壊しちゃうけど、芸術品よね。改めて、すごい技術やと思う。2016/05/10

おはなし会 芽ぶっく 

9
夏に洗濯物を外干ししようとすると、必ず物干し竿にあるクモの巣。毎日見るので「うちのクモは働き者じゃのぉ」とふざけて言っています(笑)クモは巣を張るものとそうでないクモがいるんですね。2019/03/28

ラグエル

9
毎日家の周りに増設されていくのを見て、こどもが「くも」「くも」「おうちー」というので、どうやってできるか見せたくて、借りてきた。読み聞かせるほうとしても、写真じゃないので、気持ち悪くない、大丈夫。だそうである。2011/09/18

遠い日

7
夏の夜の闇をバックに、クモが巣を作っていくようすを追う。黙々と作業をするさまは、一種神聖な感じさえする。うまく獲物がかかる時もあれば、巣を破られることもある。また、その修復の作業もすばらしい。クモの巣にきらきらビーズのような雨粒や夜露が光る美しさを、思い出していたら、あとがきの得田さんのことばにも、書かれていた。この頃はとんと見ない風景である。2014/01/02

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