内容説明
あんちゃんは、すごいんだぜ。からだはでかいし、うでずもうもがっこうでいちばん。ちょっとあしはおそいけど、おいらのじまんのにいちゃんなんだ。“あんちゃんの目が見えなくなっていく”―本当にあった兄弟のおはなし。つらくったって笑って生きるんだ。
著者等紹介
高部晴市［タカベセイイチ］
１９５０年、東京生まれ。２００１年スロヴァキア世界絵本原画展金のりんご賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakanaka
78
とても良い絵本だと感じました。網膜色素変性症という病と向き合いながら健気に生きる了樹君のお話。実際にモデルとなっている方がいるということもあって尚更感動します。弟や周囲の人には病気で落ち込む様子を見せず明るく振る舞う了樹君は本当に強くてカッコいい！2016/10/18
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23
初版2013年。実話を元に描かれた絵本。目がだんだん見えなくなっていくという現実に、負けずに、今を一生懸命生きている、あんちゃん。あんちゃんの優しさ、がんばりやさんなところに、勇気をもらいました。自分もがんばらなくちゃ。2014/05/31
seraphim
22
実話をもとに描かれたお話。あんちゃん、とてもかっこいい。不安な状況なのに、明るく前向きに過ごしている。惚れちゃいそうだ。とても良いお話。うちの姪たちがもう少し大きくなったら、読んであげたいと思う。2014/05/03
gtn
20
見えていたかどうかはわからないが、動きを感じていたはず。あんちゃんのあの悔いのない顔を見れば。2020/11/13
かっぺ（こと悩める母山羊）
15
☆4歳 いつか必ず失明するとわかっていても、毎日を力強く生き続ける「あんちゃん」。 あんちゃんは強くてやさしいな。2014/04/09
