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内容説明
岡山や兵庫などには、くりやかに、臼、牛のくそなどが参加する話があります。岡山の桃太郎といえば食っちゃあ寝の桃太郎です。山行き型とよばれる大らかな太郎です。それらのなかからこの桃太郎が生まれました。
著者等紹介
松谷みよ子[マツタニミヨコ]
1926年東京都生まれ。松谷みよ子民話研究室を主宰し、民話採集を精力的に行っている。『龍の子太郎』(国際アンデルセン賞優良賞)など多くの作品がある
和歌山静子[ワカヤマシズコ]
1940年京都府生まれ。『あいうえおうさま』(絵本にっぽん賞)『おおきなちいさいぞう』(講談社出版文化賞)など多くの作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わむう
20
司書さんの読み聞かせで知った絵本。スタンダードな桃太郎かと思いきやウィットに富んでました。子どもたちは「知ってるお話と違う」と言いながら読み聞かせしてもらって楽しそうでした。2018/03/07
ヒラP@ehon.gohon
16
今まで読んだももたろうのイメージが吹き飛んでしまうような、ビックリももたろうです。 三年寝太郎のようなももたろうが、鬼ヶ島に行っても、そう簡単には鬼たちを退治出来ません。 他の昔ばなしのキャラクターも加勢してくれるという、トンデモももたろうでした。 これはこれで面白いのですが、正調ももたろうを知らない子の、初ももたろうにしてしまうと、問題を生じそうに思いました。2018/02/26
おはなし会 芽ぶっく
8
高校福祉科 絵本・紙芝居講座 再話について、昔話の1例として『ももたろう』の読み比べ。食っちゃ寝、きびだんご1つあげる、さらわれたこどもを助ける。2019/07/03
みつばちい
8
お話会で仲間が読んだ。このバージョンは、後半昔話の登場人物が助っ人に出てくるという変わり種。さるかにの仲間がで出来て面白かった。2017/11/19
柚桜
7
保育園から借りてきた。読みはじめて…えっ?なにこの役に立たなそうなももたろう。きびだんご半分しかあげないドケチさ(笑)最後まで残った団子は出てこなかった。食べたな(>.<)こんな話あるのね。2014/08/28