内容説明
こいぬのひなは、なんにも知らない。なんでも知りたい。かえると出会うが…。なんだなんだ、このやつなんだ。そのあとに、ほんとの出会いが待っていた。3歳から。
著者等紹介
瀬川康男[セガワヤスオ]
1932年愛知県岡崎市に生まれる。幼少より日本画・洋画に親しみ、一時期師について学ぶ。18歳の時上京、肺結核にかかり4年の闘病の後、独学で絵の修行をつづけ絵本作家として活動をはじめる。これまでに100冊を超える絵本の作品を発表、国内海外で多数の賞(第1回世界絵本原画展BIBグランプリ、第10回絵本日本大賞、BIB金のりんご賞、第39回産経児童出版文化賞など)を受賞した。また絵本制作と平行して、多数のタブローを描きつづけている
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
17
新着棚で。ん〜。私には、ちょっとわかりにくくて、数回読み直した。2016/01/19
おはなし会 芽ぶっく
11
続編に『ひなとてんぐ』があります。生まれたばかりの子犬のひな。人間の赤ちゃんと同じ、触って、舐めて、噛んで。まずは口で確かめちゃうんですよね。2020/02/11
遠い日
7
子犬のひなは、出会うもの全てが珍しい。カエルは逃げていったけれど、「わたし」は運命。お互いが愛し合う存在だと、全身で表現するひなが、かわいい。ひなからわたしへ、わたしからひなへ、お互いの「好き」の気持ちがこんなに溢れる。瀬川さんの絵が素敵すぎて、うっとり。2014/01/07
しろくま
4
7か月の娘と。絵と色の感じが独特で、私は好みでした。短い文章の中に凝縮されていて、ほほえましく読みました。ひながかわいい。2016/06/29
遠い日
4
081208【読書ノート/ひとことメモ】瀬川さんが描く絵の切なさとはなやかさと。2008/12/08