内容説明
野に生きる子うさぎ「ふう」と「はな」の毎日は、驚きと発見に満ちた冒険の日々です。自然からたくさんのことを感じ取り、いのちの仕組みを学んでいきます。
著者等紹介
いわむらかずお[イワムラカズオ]
1939年東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒。主な作品に『14ひきのあさごはん』(絵本にっぽん賞)など「14ひき」シリーズ、『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』(偕成社/サンケイ児童出版文化賞)、『かんがえるカエルくん』(福音館書店/講談社出版文化賞絵本賞)などがある。98年栃木県馬頭町(現・那珂川町)に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館、絵本・自然・子どもをテーマに活動を続ける。栃木県益子町在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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がらくたどん
69
「うさぎまつり」に♪「14匹」のシリーズも良いけど、うさぎのシリーズは見逃せない。茶色い子ウサギの「ふうとはな」の最初の絵本。早春の春の野原で出会ったのは、大きな大きな「うし」のおばさん。あまりの大きさに最初はビックリこわごわの子ウサギ達だけど、一緒に草を食べるってお話しをたらもうこわくない。しかも、うしのおばさんはもうすぐ「おかあさん」になるんだって。「あかちゃーん」って呼んだら聞こえるかしら。たくさんの虫たちと友達になる「たんぽぽ」・雉の卵を見守る「きじ」が続きます。どれも岩村さんらしい命の賛歌です。2023/03/06
yomineko@猫と共に生きる
57
読み友様からのご紹介本です📙いわむらかずおさんと言えば14匹のねずみちゃんですが、うさぎの絵も本当に可愛い🐰🐰ふうとはなはまだあかちゃんだから出かける時はちゃんとママの言いつけを守っている。大きな牝牛と出会い、牝牛はもうすぐ赤ちゃんが生まれるらしく、おっぱいが大きい😊帰宅すると早速二人はママのおっぱいを飲んでぐっすりと眠る😊2023/11/08
たーちゃん
32
牛のお腹の中にいる赤ちゃんの誕生を楽しみにして、赤ちゃんに声を掛けるふうとはなが可愛かったです。2021/07/27
ツキノ
20
(E-285)いわむらかずおさんといえば14ひきのねずみ、他にもあるねずみのシリーズがあまりにも印象深く、うさぎは少々見おとりするような。けれども草木とうしの全部を見せない大きさの演出がとても魅力的。うしのおばさんとのあたたかい会話もいい。2020/12/06
ひ ほ
19
大好きないわむらかずおの絵本。とてもかわいらしい絵本でした。2016/07/13