出版社内容情報
よあけまえ、木からとびおりたりんごくん。にんじゃすがたで、すたすたすたすた……いそいでいます。うさぎにおわれ、カラスにつかまっても……「しんぱい ごむよう!」。うさぎりんごになって最後にたどりついたのは、お弁当箱の中でした。さあ、みんなもいっしょに、「えんそくにしゅっぱーつ!」。
身近な食べ物たちが動きだす、人気シリーズ最新刊。「りんご」と「忍者」は子どもたちから大人気。親子で、園で、もりあがることまちがいなし!
2歳~
内容説明
すたたたた…りんごくん、にんじゃでござる。いっぱい食べて、いっぱい元気。人気シリーズ最新刊。2歳から。
著者等紹介
とよたかずひこ[トヨタカズヒコ]
豊田一彦。1947年宮城県に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業。絵本に『どんどこももんちゃん』(第7回日本絵本賞)などの「ももんちゃんあそぼう」シリーズなどがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
75
忍び装束のりんごくんが、早朝からすたすたと駆けていく。うさぎやカラスの包囲網をかいくぐり、飛び込んだのはお弁当箱の中だった!「おいしいともだちシリーズ」定番の「しんぱいごむよう!」も健在。娘も覚えたらしく、「しんかいごむよ!」と言うようになった。2014/08/23
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
38
忍者に扮するりんごくん。動物たちに食べられないように、巧みに逃げ回り・・・!?最初のうさぎさんは何気に伏線・・・!?2017/01/14
ヒラP@ehon.gohon
25
りんご忍者が自分の身を切っての目的達成、忍びの本懐を遂げるという、深読みすればとんでもない話ですが、展開がとても楽しい絵本です。 うさぎに追いかけられるスタートが伏線になっていたり、空から落ちたら台所だったり、イメージのひも付けが絶妙です。 りんご忍者がさがしていた刀の使い方も見事すぎるくらいでした。 遠足が楽しくなりますね。2021/07/02
りーぶる
25
すたすたすた、と駆けるりんごくんに大笑いの娘。忍者の洋服と刀を仲間達が手渡す表紙の折込み部分ににっこりしてしまう。このシリーズは割りと自分で自分を調理する素材たちに、大人の私がハラハラしてしまうのだけど、りんごくんに至っては自分の刀で自らを切ってしまうという・・・痛すぎる(ノ∀`)けど、娘は大好きなシリーズです。(1歳9ヶ月)2018/04/01
anne@灯れ松明の火
25
相棒が偶然発見。次回読み聞かせ候補。小さい本だけれど、絵がはっきりしていて、遠目が効くので大丈夫だろう。たわわに実ったりんごの木。1個飛び降りたりんごは、忍者の格好! なんで~?(笑)「すたすたすた・・・・・・」走る。大勢の読み聞かせの時、「すた」の数、きっちり読むべき? だいたいでいい?(笑) 忍者りんごは一体どこを目指しているのか? かわいくて、楽しいお話。これ、シリーズものなんですね。他も探してみよう♪2012/06/05