次世代エネルギーの最終戦略―使う側から変える未来

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次世代エネルギーの最終戦略―使う側から変える未来

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  • サイズ B6判/ページ数 195p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492762028
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C3060

内容説明

再生可能エネルギーに注目することで、地方に新しい産業を興すことができる。北海道では風速7メートル以上の風力の10分の1を活用するだけで、北海道の稲作の2倍の産業が生まれる。東北など農林水産業が盛んな地域では有機系廃棄物を使ったアグリ&エネルギーも有望だ。またそうした発電のプロセスで生まれる排熱を利用した熱供給事業化も可能である。10年のエネルギー鎖国を抜けだし成長産業を創造する。

目次

序章 この10年の間になにが起きたのか。(グローバル化した地球温暖化問題;リアリティを増した資源ひっ迫論ほか)
第1章 需要家が創る次世代エネルギーシステム(次世代に向けた5つの理念と2つの視点;分散型エネルギーシステムの時代 ほか)
第2章 グローバル・エネルギー市場をリードするにはどうするか。(最大市場で負けた日本;ナショナルレベルの可能性 ほか)
第3章 次世代エネルギーシステムを実現するための10の提言(成長戦略を第一としよう。;グローバル市場に目を向けよう。 ほか)

著者等紹介

井熊均[イクマヒトシ]
株式会社日本総合研究所執行役員。創発戦略センター所長。1958年生まれ。早稲田大学理工学部機械工学科卒。同大学院理工学研究科を修了。三菱重工業を経て90年に日本総合研究所に入社。99年株式会社アイエスブイ・ジャパン代表取締役。2001年に日本総研産業創発センター所長、02年同創発戦略センター所長就任。06年から日本総研執行役員。株式会社イーキュービック取締役、日綜(上海)投資諮詢有限公司董事など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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はる

1
まさしく、これからの時代のエネルギー戦略の話。近い将来、そうであるべきだと思いました。2012/10/28

ねこじた

0
著者の井熊さんという方は、自然エネルギーの普及を完全に諦めているのでも原発の危険性を声高に主張するわけでもないようです。 本書の、実現可能なエネルギー戦略を考えよう、というプラグマティックな取り組みは支持されるべき。 エネルギー戦略の観点からは、専門家以外の議論が3.11後の日本には活発化すべきだった。だが、イデオロギー対立になる脱原発論は日本人にとって国民的議論まで昇華させるのは無理なのかもしれない。2014/04/24

井上岳一

0
上司の本なので詳しくは書きませんが、ちょっとこれは…。2013/06/06

inmt

0
「エネルギーは当たり前にあるもの」「エネルギーは作ってもらってる」から、「エネルギーは作るもの」という感覚が必要になる。スマートグリッドを進めるにあたって、今と一番変わるのは、このあたりの意識かもしれない。大電力の供給サイドだけが主導するのではなく、一般の需要家や、地域が積極的に議論に入れるようにすることがスタートライン。2012/01/15

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