日本の医療制度―その病理と処方箋

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日本の医療制度―その病理と処方箋

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  • サイズ A5判/ページ数 295p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492701263
  • NDC分類 498.13
  • Cコード C3033

内容説明

日本の医療制度をはじめて体系的に解説。内在する矛盾を理論的に解明し、解決策を示す。

目次

第1章 わが国医療制度の概要
第2章 現状と問題点
第3章 わが国の薬価制度
第4章 諸外国の医療制度
第5章 制度に内在する矛盾
第6章 国民のための医療制度改革
付表

著者等紹介

長坂健二郎[ナガサカケンジロウ]
昭和10年2月14日生まれ。博士(政策研究)。34年3月東京大学法学部卒業。34年4月日本銀行入行。37年7月~38年7月米国コロンビア大学院留学(フルブライト)。53年1月ロンドン駐在参事付(ロンドン事務所次長)。61年5月業務管理局長。63年5月考査局長。平成元年6月萬有製薬(株)専務取締役。5年6月取締役副社長。6年6月取締役社長。12年6月取締役社長兼会長。16年6月取締役会長。20年1月名誉会長。21年6月退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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渓流

1
我が国の医療制度の問題点がよく整理されており、今後の医療、社会保障制度の報道を聞くときの、基礎知識が出来た。博士論文をベースにしたものであるが、学術的な堅苦しさもなく、割と読みやすかった。とは言っても、内容それ自体が持っている難しさのため、斜読で済ましてしまったところもありはするが。国民皆保険と言いながら、僻地での医療難民、夜間の乳児医療の未整備等々、その実態は皆保険から遠く、この打開のために、セーフティネット型の保障に移行すべきとの提言に考えるところあった。欧米の医療制度についてもう少し知りたかった。2010/10/14

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