医療と介護の世代間格差―現状と改革

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  • サイズ A5判/ページ数 342p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492701119
  • NDC分類 498.13
  • Cコード C3033

内容説明

医療費の膨張を押さえ、個人の選択に即した医療・介護サービスの供給を促す制度改革の核心は何か。第一線で活躍する研究者が分析・提言する。

目次

第1部 医療費の現状(自己負担率の変化と患者の受診行動;老人医療の価格弾力性の計測と最適自己負担率―国保レセプトデータを用いた検証;特定疾病における医療費格差―診療行為の標準化に向けて)
第2部 医療供給体制(高齢者医療費の格差、公私医療機関の併存、および公的規制;平成14年診療報酬マイナス改定は機能したのか?―整形外科レセプトデータを利用した医師誘発需要の検証;保険の経済理論から見た「混合診療」)
第3部 医療制度改革・政策提言(介護保険の現状と持続可能性;介護保険と老人保健の利用給付関係の検討―個票データを用いた栃木県大田原市における例;喫煙習慣に関する経済学分析―合理的依存症モデル神話とその再検討 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねぎとろ

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権丈善一がおそらく標的にしている経済学者とはこういう人たちのことを言うのだろうといった感じ。「医療分野には無駄が多いから、改革の余地は大いにある」それはそうだろうし、ここで行われている経済学的分析も無意味とは思わない。ただ、やはり何か前提がおかしいという印象をもつ。ここで提案されている制度改革の結果、やっていける医療機関て在るのかな?とか。2011/08/25

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