出版社内容情報
国民医療費(約28兆円)の水ぶくれが次の重要テーマ。この改革に、米国で実績を上げるマネジドケア手法の日本導入が議論をよぶ。医療制度見直しの決め手になるか。
内容説明
日本の医療改革はどう進めるべきか!質の高い医療サービスを、効率よく、低いコストで受けられるような医療サービスの姿を追求。
目次
第1部 米国におけるマネジドケアの動向(米国の医療制度の現状とマネジドケア;米国マネジドケアにおける医療費抑制方法と医療の質の管理;米国マネジドケアの内容)
第2部 医療改革とマネジドケア(医療技術の評価と標準化:EBMとマネジドケア;マネジドケアにおける医療提供者の管理;医療保障における「選択と競争」;マネジドケア:その可能性と危険性―患者‐医師間の代理人問題から保険加入者‐保険者間の代理人問題へ;医療制度改革と保険者機能強化;医療の標準化と医療保険における公私の役割分担)