円安vs.円高―どちらの道を選択すべきか

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円安vs.円高―どちらの道を選択すべきか

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492681350
  • NDC分類 337.3
  • Cコード C3033

出版社内容情報

「円安は日本の救世主となる」(藤巻)vs「円安は安売り戦略。経済を弱体化させる」(宿輪)。日本の通貨政策ついて論じた緊急提言

アベノミクスによる円安は救世主か亡国か!? アベノミクスによる急激な円安で「為替」への関心が高まっている。円の切り下げは日本経済再生の切り札となるのか? それとも輸入物価の高騰を招き国民生活を疲弊させてしまうのか? 「円安は日本再生の最強の処方箋。1ドル=200円になれば日本の景気は回復する」(藤巻)vs.「日本経済を再生させるには、円安よりも産業競争力の強化を優先すべき」(宿輪)――伝説のカリスマ・トレーダー藤巻氏と国際金融論を専門とするエコノミスト・宿輪氏とが日本のあるべき通貨政策をめぐって徹底討論。

第1章 円安vs.円高 アベノミスクは日本を救うのか(藤巻健史×宿輪純一)

第2章 円安は日本再生の最強の処方箋(藤巻健史)

第3章 日本を救うのは円安よりも競争力強化(宿輪純一)

終 章 円安はV字回復の大チャンス(藤巻健史)

【著者紹介】
藤巻 健史(フジマキ タケシ)
フジマキ・ジャパン代表
藤巻健史(ふじまき・たけし)
1950年、東京生まれ。一橋大学商学部を卒業後、三井信託銀行に入行。80年にMBAを取得(ノースウェスタン大学院)。85年、米銀のモルガン銀行入社。当時としては東京市場で唯一の外銀日本人支店長に抜擢され、「伝説のトレーダー」と呼ばれる。2000年に同行退社後は、世界的投資家ジョージ・ソロス氏のアドバイザー、一橋大学経済学部非常勤講師などを務める。現在、フジマキ・ジャパン代表取締役社長。東洋学園大学理事。主な著書に『外資の常識』(日経ビジネス人文庫)、『藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義』(光文社新書)、『日本大沈没』(幻冬舎)、『ひとたまりもない日本』(朝日新聞出版)など多数。

目次

第1章 円安vs.円高 アベノミクスは日本を救うのか(誰も知らない景気好転の本当の理由;「期待」だけで動いているアベノミクス相場 ほか)
第2章 円安こそ日本再生の最強の処方箋(なぜ円安が必要か;なぜ日本は「失われた二〇年」になってしまったか ほか)
第3章 日本経済を救うのは円安よりも競争力強化(心を強くする経済政策を;経済メカニズム改善の必要性 ほか)
終章 円安はV字回復の大チャンス(ハイパーインフレで何が起こるのか;一ドル=一〇〇〇円から始まる日本再生 ほか)

著者等紹介

藤巻健史[フジマキタケシ]
1950年、東京生まれ。一橋大学商学部を卒業後、三井信託銀行に入行。80年にMBAを取得(ノースウェスタン大学院)。85年、米銀のモルガン銀行入行。当時としては東京市場で唯一の外銀日本人支店長に抜擢され、「伝説のトレーダー」と呼ばれる。2000年に同行退社後は、世界的投資家ジョージ・ソロス氏のアドバイザーや一橋大学経済学部非常勤講師などを務める。現在、フジマキ・ジャパン代表取締役社長。東洋学園大学理事

宿輪純一[シュクワジュンイチ]
1963年、東京生まれ。麻布高校・慶應義塾大学経済学部卒業後、87年に富士銀行に入行。海外勤務などを経て、98年に三和銀行企画部に移籍。合併でUFJ銀行、UFJホールディングス経営企画部等に勤務。兼務で、東京大学大学院、早稲田大学、清華大学大学院(北京)等で非常勤講師として教鞭。各省庁の経済・金融関係委員会に参加。現在、慶應義塾大学経済学部非常勤講師(国際金融)、経済学博士・エコノミスト、宿輪ゼミ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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vladimir-kyoto

1
最後は財政破綻しても復活できるという感じだったけど、そこまでならないと目覚めないってことなんだろうな2013/07/12

n yamamoto

0
日本にガラガラポンが来るなら孫や子孫の生き血をすすって逃げ切ろうとしている老人達がいる間じゃなきゃな〜。 円高主張の人はMだった。2014/07/18

やっとも

0
宿輪氏の主張はよくわかるのだが、だからといって円安否定・円高主張には鳴っていないのを考えると、藤巻氏の円高になるのかと。大学の講義でも日本の財政のやばさをところどころ挟んでいたような。。。2014/04/14

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