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ゆうちょ銀行―民営郵政の罪と罰

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492681282
  • NDC分類 338.72
  • Cコード C3033

内容説明

熱狂から二年―。こんなはずではなかった!民営化すれば、郵便貯金は縮小する?次々に新規事業に出ようとしているのはなぜ?「官から民へ」のかけ声は何だった?「地域のサービスは低下させない」は本当?民営郵政トップ、西川善文氏の狙いは?…etc.その真相と行く末を鋭くえぐる。

目次

第1章 司令官交代
第2章 異形の銀行
第3章 顧客開墾
第4章 選別される郵便局長
第5章 縮むネットワーク
第6章 ニュージーランドという鏡
第7章 ドイツポストという幻想
第8章 アメリカの影
付章 さまざまなリスク

著者等紹介

有田哲文[アリタテツフミ]
1965年新潟県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。『週刊女性セブン』編集者を経て、90年から『朝日新聞』記者。野党、防衛庁、運輸省、金融、総務省、財務省などを担当。2004~2005年、米スタンフォード大学客員研究員。現在は東京本社経済政策グループ記者

畑中徹[ハタナカトオル]
1972年岐阜県生まれ。一橋大学社会学部卒業。96年から『朝日新聞』記者。電機・IT業界、総務省、日本郵政公社、金融業界、日本銀行などを担当。現在は東京本社産業金融グループ記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

1
郵政民営化は,郵便事業が民間の会社としてやっていけるようにする必要がある.そのためには,郵政事業を効率化する必要がある.効率化するためには人員整理が必要であり,それは利便性を低める危険性が非常に高い.2011/04/18

Masayoshi Hirai

0
日本郵政株式会社について、データや設立経緯などを分かりやすく紹介してくれている。予備知識がなくともある程度は理解できる入門書的な内容である。2012/12/08

wang

0
民営化後郵政のリスクを論述。特にゆうちょ銀行に限った話ではない。背景情報などに偏見があり不勉強な面も多いが、民営化後の事実の記述は参考になる。2009/03/13

とんぼ

0
郵政民営化の過程を記者の取材や事実などを取り上げ、経過を記述している。無理がある部分を精鋭されたトップの旗振りでなんとかこなしてきているのを知ることができる。トップの役割が大きい書き方であるが、下で支えている者たちの活躍についてほとんど記載がないのが残念。2018/10/02

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