円安vs円高―どちらの道を選択すべきか

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492681213
  • NDC分類 337.3
  • Cコード C3033

内容説明

通貨政策は経済再生の切り札!為替を理解すれば正しい運用先もみえてくる。

目次

第1章 日本は今こそ本気で円安政策を(なぜ円安が必要か;なぜ日本は「失われた一〇年」になってしまったのか;円安が景気回復に役立つプロセス―資産効果 ほか)
第2章 円高政策による経済改革の道(円高政策の目的―日本経済を強くするには円高政策しかない;通貨政策の意味を正しく理解することが必要;なぜ円高で経済が良くなるか ほか)
第3章 日本の通貨政策を斬る(日本の通貨政策;資産インフレとアメリカの対応;日本に求められているのは何か)

著者等紹介

藤巻健史[フジマキタケシ]
1950年東京都生まれ。1974年一橋大学商学部卒業、三井信託銀行入社。ノースウエスタン大学大学院ケロッグ・スクールに社費留学。1980年MBA(経営学修士)取得。三井信託銀行ロンドン支店勤務を経て、1985年外資系金融機関モルガン銀行に勤務。同行で資金為替部長を経て、1995‐2000年東京支店長。この間、東京屈指のディーラーの名をほしいままにする一方、業界向け手書きファックス通信である『プロパガンダ』を日々発行、マーケットにその名をとどろかせる。現在、株式会社フジマキ・ジャパン代表取締役。一橋大学経済学部、早稲田大学大学院商学研究科非常勤講師。日本金融学会所属。『朝日新聞』土曜日版Be「藤巻兄弟」連載

宿輪純一[シュクワジュンイチ]
1963年東京生まれ。麻布高校・慶応義塾大学経済学部卒。1987年富士銀行新橋支店入行。国際資金為替部、海外勤務、決済事業企画部等を経て、1998年三和銀行企画部入行。決済業務部を経て、合併によりUFJ銀行勤務。現在、東京大学大学院MOT教官。UFJホールディングス経営企画部兼UFJ銀行事務企画部調査役・エコノミスト。映画評論家。専門:国際経済・マクロ経済、金融・決済、企業戦略。参加学会等:日本金融学会、日本証券経済学会、日本フィイナンス学会、ビジネスモデル学会他。各種研究会・審議会・検討部会委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ともあきほ

0
読みにくい。円高と円安どちらがいいか?と聞かれれば僕なら円高のほうが輸入品を含めて全体が安くなるから良いと思う。その分国内企業がつぶれるかもしれない 2004/03/29

Yggdrasill

0
日本円はパラドックスの巣窟である、通常の論理は通用しない。それ故に為替政策の議論はエンドレスに続いている。自国通貨の水準の良し悪しはその国の経済構造とセットで考えられなければならない、日本のGDPに占める輸出の割合は約20%、しかし経済成長は輸出企業主導であり、日本の大企業の代表企業には輸出企業(製造業)が多いので、円安が叫ばれることが多い。しかし円安はほぼ近隣窮乏化政策であるから、他国との関係もセットに考えなければならない、単独での為替介入は無謀であり、結局は破滅の道を辿ることになるだろう。2010/08/28

shukuwa

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著者の宿輪です。宜しくお願いします!2010/03/12

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