内容説明
為替レートはなぜ乱高下するのか。世界の代表的国際経済学者が、最新の理論を巧みにとりいれて、その原因と影響をやさしく解説。
目次
１ 為替レート伸縮性支持の論拠（世界統合の程度と傾向；為替レートを変更することの論拠；３つのただし書き；われわれの現在の位置；補論―貿易収支と実質為替レート）
２ 為替レートの現実からの乖離（実践される市場に応じた価格付け；補論―為替レート不確実性下の参入・退出のディキシット・モデル）
３ 金融市場と国際通貨システム（国際金融市場のパフォーマンス；外国為替市場の審判；為替レート政策；国際通貨体制の処方箋；ここから、そこへ行くまだで；補論―技機的バブルの診断）
感想・レビュー
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夕刻
2
内容的にはグローバルな市場統合は不十分であること、その原因からくる問題点あるいは変動為替レートの関連性について。講演が元となっているので読みやすかった。ただもう少し国際金融について知る必要がある。2010/08/19
