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残る銀行沈む銀行―金融危機後の構図

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492654316
  • NDC分類 338
  • Cコード C3033

内容説明

欧米の大手銀行は、失敗から多くの教訓を得て変わろうとしている。不良債権処理が進み環境が好転すれば、大きな飛躍を遂げる可能性がある。翻って邦銀は、ビジネスモデルの抜本的な見直しを迫られているわけではないが、業績・株価は低迷している。世界の金融業界で邦銀が置かれたポジションと課題は何か。

目次

第1章 格付けからみる世界の金融機関の信用力動向―不良債権が安定化を制約
第2章 ビジネスモデルの再構築を迫られる米国銀行業界
第3章 再生を模索する投資銀行業界
第4章 欧州の銀行業界
第5章 政府の信用力に対する銀行危機の影響
第6章 プロシクリカリティへの対応策と邦銀への影響
第7章 日本の金融危機とその教訓―根本的問題への迅速かつ大胆な取り組みが肝要
第8章 邦銀の競争力

著者等紹介

根本直子[ネモトナオコ]
スタンダード&プアーズ金融機関格付部マネジング・ディレクター。早稲田大学法学部卒業。日本銀行入行。退社後シカゴ大学経営大学院で経営学修士(MBA)を取得し、スタンダード&プアーズ入社。日本の金融機関の信用力分析に従事。金融審議会委員、財務省「国の債務管理の在り方に関する懇談会」メンバー、公認会計士審査会委員。日本金融学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メルセ・ひすい

2
13-113 赤36 イマダニ米国経済は住宅頼みのローン経済…リーマンの反省が全くないにもかかわらず書かれていない。 ☆中国の銀行についての見解が書かれているが、玄人とは思えない…赤い中国を全く理解していない。勉強不足!金融危機を経て世界の金融業界はどうなっていくのか。そんな中で日本の金融機関の置かれたポジションと課題は。本書は、銀行の財務、経営を分析してきたアナリストの視点から、これらの見解。           2010/07/05

tegege

1
何か分かりにくい本だな・・・説明不足と、不必要な横文字の採用が輪をかけてダメ。金融マン向けの副読本、って位置づけか。2013/12/03

Humbaba

1
日本の銀行の多くは,素早く自分のあり方を変える事ができない.しかし,現在経済は大きく姿を変えつつある.それに対して上手く対応できなければ,そのまま沈んでしまうだろう.2010/11/24

hayao_s

0
難しい。けど面白い。S&P所属の筆者が主にリーマンショックに関連させて金融・証券のことを詳しく書いている。会計にも詳しくなれたらいいなっと読んでて思った。知識をつけてもう一度読みたい。個人的には、コラムにあったスペインのダイナミックプロビジョニングという制度が印象的だった。2010/06/09

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