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金融サービス市場法制のグランドデザイン

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  • サイズ A5判/ページ数 314p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492654071
  • NDC分類 338.32
  • Cコード C3033

出版社内容情報

金融商品取引法を経て、より包括的・横断的な市場法制はどのようなものであるべきか。またそれに伴いどのような制度変更が望ましいのか。各界の権威による提言。

内容説明

金融商品取引法の発展形を具体的に提示。わが国に最終的に必要となる金融サービス市場法制のグランドデザインと公開会社法の要綱を初めて包括的に示した金融資本市場関係者・会社関係者・政策関係者・研究者必読の書。

目次

第1章 包括的・横断的な市場法規制システムの確立に向けて(2005年春発表のNIRA政策提言エグゼクティブ・サマリーを一部変更)
第2章 包括的・横断的な市場法制グランドデザインの必要性
第3章 わが国金融資本市場法制の展望
第4章 市民社会から見た資本市場法制再構築の視点
第5章 公開会社法への構想―「公開会社法要綱案」について
第6章‐1 欧州に学ぶ「市場法規制システムのプリンシプルとイノベーション」
第6章‐2 英国金融サービス市場法(FSMA)の法規制体系
第7章 包括的・横断的市場法制の理念
第8章‐1 金融商品取引法に関する一考察
第8章‐2 金融商品取引法と情報開示・情報提供
第9章 日本版金融サービス市場法とは何か―提言・包括的・横断的金融サービス市場法制のグランドデザイン(2005年春公表の内容を原文のまま掲載)

著者等紹介

上村達男[ウエムラタツオ]
1948年東京都生まれ。1971年早稲田大学法学部卒業。早稲田大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。早稲田大学法学学術院長・法学部長。専攻は商法、証券取引法。北九州大学、専修大学、立教大学を経て97年から早稲田大学法学部教授。2003年早稲田大学21世紀COE“企業法制と法創造”総合研究所長。経済財政諮問会議専門調査委員会委員(グローバル化改革WG主査)、産業構造審議会臨時委員、日本投資者保護基金理事、東京証券取引所自主規制委員会委員、日本取締役協会幹事(理事)、(株)ジャスダック証券取引所社外取締役、(株)資生堂社外取締役、財団法人日本証券経済研究所評議員、などを務める。総合研究開発機構「法と市場と市民社会のあり方に関する研究会」座長。元司法試験考査委員、金融審議会臨時委員、法制審議会株券不発行部会委員。金融ADR・オンブズマン研究会アドバイザー

神田秀樹[カンダヒデキ]
1953年生まれ。1977年東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科教授。専攻は、商法、証券法、金融法。現在、法制審議会臨時委員などを務める。総合研究開発機構「東アジア地域の金融市場の一体性確立に向けての戦略ヴィジョン研究会」座長。金融ADR・オンブズマン研究会アドバイザー

犬飼重仁[イヌカイシゲヒト]
1953年生まれ。1975年慶應義塾大学法学部卒業。現在、総合研究開発機構主席研究員。日本資本市場協議会事務局長及びアジア資本市場協議会事務局長を兼任。1975年三菱商事株式会社入社、ロンドン金融子会社を含め同社財務部門に19年間勤務。2001年同社国際戦略研究所金融情報担当部長。2002年ハーバードビジネススクールAMP修了。2002年総合研究開発機構出向。2004年早稲田大学法学学術院客員教授、慶應義塾大学経済学部企業金融論講師。2005年成蹊大学法科大学院非常勤講師、2007年金融ADR・オンブズマン研究会幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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