内容説明
先進諸国やアジア諸国の実際の経験を詳細に分析し、インフレ目標政策を採用していないアメリカやユーロ圏の金融政策の評価を行う。インフレ目標政策を理論面・制度面・実践面から理解するうえでの必読書。
目次
第１章 インフレ・ターゲティングの理論
第２章 インフレ・ターゲティングの制度設計と実際の運営
第３章 インフレ・ターゲティングと為替政策
第４章 先進国のインフレ・ターゲティング
第５章 アジア諸国のインフレ・ターゲティング
第６章 アメリカ、ユーロ圏とインフレ・ターゲティング
第７章 日本とインフレ・ターゲティング
著者等紹介
伊藤隆敏［イトウタカトシ］
１９５０年生まれ。１９７５年一橋大学経済学研究科修士課程修了。１９７９年ハーバード大学大学院経済研究科博士課程修了（Ｐｈ．Ｄ．取得）。ミネソタ大学経済学部准教授、一橋大学経済研究所教授、ＩＭＦ調査局シニア・アドバイザー、大蔵省副財務官等を経て、東京大学大学院経済学研究科（兼）公共政策研究科教授
林伴子［ハヤシトモコ］
１９６５年生まれ。１９８７年東京大学卒業。１９９４年ロンドン大学（ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス）経済学修士号取得。１９８７年経済企画庁（現・内閣府）入庁。経済企画庁調整局国際経済第二課課長補佐、同調整課課長補佐、ＯＥＣＤ日本政府代表部一等書記官（ＯＥＣＤ経済動向審査委員会ビューローメンバー）、国際協力銀行開発金融研究所主任研究員、内閣府経済社会総合研究所主任研究官兼内閣府企画官（日本２１世紀ビジョン）等を経て、内閣府参事官（国際経済担当）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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