地頭力を鍛える―問題解決に活かす「フェルミ推定」

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地頭力を鍛える―問題解決に活かす「フェルミ推定」

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492555989
  • NDC分類 336.04
  • Cコード C3034

出版社内容情報

企業、特にコンサルティング会社の採用現場などでは、単に頭がいい人ではなく、「地頭のいい人」が求められている。
 インターネット情報への過度の依存が思考停止の危機を招き、検索ツールの発達による「コピペ(コピー&ペースト)族」が増殖しているいま、「考える」ことの重要性がかつてないほどに高まっている。これから本当に重要になってくるのはインターネットやPCでは代替が不可能な、膨大な情報を選別して付加価値をつけていくという、本当の意味での創造的な「考える力」、すなわち「地頭力」なのだ。
 では、地頭力とは何か。地頭力の本質は、「結論から」「全体から」「単純に」考える3つの思考力である。すなわち「結論から」考える仮説思考力、「全体から」考えるフレームワーク思考力、「単純に」考える抽象化思考力だ。
 また、この3つの思考力のベースとなるのが、論理思考力、直観力、そして知的好奇心であり、地頭力の全体像は三層構造の図でとらえることができる。
 地頭力を鍛える強力なツールとなるのが「フェルミ推定」だ。「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」「日本全国に電柱は何本あるか?」「世界中で1日に食べられるピザは何枚か?」……。こうした荒唐無稽とも思える問いへの解答を導き出す考え方のプロセスを問うのが、「フェルミ推定」だ。
 「フェルミ推定」では、つかみどころのない数量、物理量について、何らかの推定ロジックを用いて短時間で概算すること、すなわち短時間で「あたり」をつけることができるかどうかがポイントとなる。
 コンサルティング会社や外資系企業の面接試験では、この「フェルミ推定」問題がよく出される。それは、採用側に、応募者の「地頭のよさ」をテストしたいニーズがあるからに他ならない。

内容説明

地頭力の本質は、「結論から」「全体から」「単純に」考える三つの思考力である。この三つの思考力は訓練によって鍛えることができるものであり、地頭力を鍛えるための強力なツールとなるのが「フェルミ推定」である。

目次

第1章 「地頭力」とは何か
第2章 「フェルミ推定」とは何か
第3章 フェルミ推定でどうやって地頭力を鍛えるか
第4章 フェルミ推定をビジネスにどう応用するか
第5章 「結論から考える」仮説思考力
第6章 「全体から考える」フレームワーク思考力
第7章 「単純に考える」抽象化思考力
第8章 地頭力のベース
第9章 さらに地頭力を鍛えるために

著者等紹介

細谷功[ホソヤイサオ]
ザカティーコンサルティングディレクター。神奈川県生まれ。東京大学工学部卒業。東芝を経てアーンスト&ヤング・コンサルティング(ザカティーコンサルティングの前身)に入社。製造業を中心として製品開発、マーケティング、営業、生産等の領域の戦略策定、業務改革プランの策定・実行・定着化、プロジェクト管理、ERP等のシステム導入、およびM&A後の企業統合等を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろき@巨人の肩

122
本書に示された「知的能力の体系化」とその1つである「地頭力」の鍛え方は、まさに著者の地頭力の高さが滲み出る本書。知的能力は①知識・記憶力、②対人感勢力、③地頭力からなる。地頭力とは❶知的好奇心、❷論理的思考力、❸直観力をベースとし、⑴仮説思考力、⑵フレームワーク思考力、⑶抽象化思考力の3つに分解できる。「結論から」「全体から」「単純に」考える、離れて考える能力。この地頭力を鍛えるのに「フェルミ推定」が有効。これにより具体⇄抽象の反復、検証精度の判断、常識的知識の向上が期待できる。2022/01/01

あすなろ

74
語弊恐れずに言えば自分のプロジェクトの取り組み、それも複数並行して考えて仕事している身にしてみればごく当たり前のことを言っているに過ぎない本であった。よって、プロマネ育成には適した本だと思う。①結論から②全体から③単純に④why型の好奇心で⑤二重人格使い分けて考える、それらが僕には皆が何故出来ないのか不思議でしょうがないのである。こういう本を読んでみるといいのではと思った次第。自分は、自己肯定感のみである。どんな複雑怪奇なプロジェクトでもゴールは1つ。そこに焦点合わせ頭を使い分け枝葉切るだけなのだから。2019/06/02

ホッパー

67
良書。フェルミ推定についてだけでなく、いかに思考する姿勢を持つかということに対しての解説が分かりやすく書かれている。2022/02/12

桜井葵

61
以前に読んだときは全然でしたが、今回は漫画版を先に読んだのでわりとスッと理解でしました。この作品でもっとも良かったのが、時頭力を鍛えないと自分で根本的な解決策を出すことがでいないということ。一時的誰かに答えを教えてもらってクリアしても、まだ問題があったら人に頼らなくてはならない。そうならないようにも「自分だけで解決できる地頭力を身に付けよう」という話。地頭力を鍛えるためには問題解決トレーニングをする必要がある。例「日本全国に電柱は何本あるか?」次はwhy思考方の本を読んでみたい。2019/01/28

さき@merry

48
真理のような、普遍的に使える思考法を学べる良書。フェルミ推定は数学の文章問題を解くような感覚だと感じた。条件から仮説を立て、式を作り、数値を当てはめていく。この「解く力」をつけるためには、具体⇔抽象、部分⇔全体、こちら側⇔向こう側、を自在に行き来できるような「目」を養っていく必要がある。その視点を意識しつつ、まずは目の前のものに「自分だったらどうするか」と考える、テコ入れトレーニングを実践していきたい。2017/11/08

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