内容説明
現場を肌で感じ、現場で汗を流すことによって、初めて見えてくるビジネスの本質というものがある。さらには、さまざまな変化の兆しを知ることもできる。ゆえに、ビジネスで成功した人や自分の仕事を達人の領域まで高めた人は、書物や学校からではなく、現場から多くのことを学習している。その積み重ねによって、ミクロの現場から全体を発想・構想する思考力が磨かれ、「優れたビジネス・リーダー」となるのだ。ビジネスの達人たちは、どのように現場を感じ、そして現場からどう考えてきたのか。本書に登場する10組の達人との対話から、この疑問に対する答えを探していく。特別対談(BEAMS上原淳氏)、書き下ろしの「第1章」も収録。
目次
第1章 達人は現場の皮膚感覚を原点に
第2章 走りながら考え、変革しながらチャレンジし続ける(りんくんび)
第3章 理念と利益、規制の枠との闘いの日々!(土屋三兄弟)
第4章 好奇心を持ち、プロセスを楽しもう!(久我修一)
第5章 志は高く、未来を見通す!(漆原茂;深川哲也)
第6章 自ら状況を創り出し、状況をマネッジする(大谷勝)
第7章 リアリティを求めて観察力を鍛える(上野啓子)
第8章 人生は自分の5%を発見する旅である(古田英明)
第9章 心の声に耳を傾けながら、一歩一歩ゆっくりと(小松秀彦)
第10章 1人ひとりの心に根付くCS―引っ越しのプロからCSのプロへ(アートコーポレーション)
第11章 “共創心”で関わる人すべてが進化する(BEAMS)
著者等紹介
斎藤嘉則[サイトウヨシノリ]
(株)ビジネスコラボレーション代表。1979年東京大学工学部卒業、大手建設会社勤務の後、英国ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)校にて経済学修士(MSc)を取得。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーの経営コンサルタント、92年米国大手家庭用品メーカー日本法人のゼネラル・ディレクターを経て、96年より現職。大手企業を中心に経営戦略やマーケティング戦略のコンサルティング、企業の戦略プラットフォーム強化のための戦略スキル開発、新規事業開発のためのナビゲーション、幹部教育や問題解決技法トレーニングなどの指導を行う
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感想・レビュー
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摩周
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