• ポイントキャンペーン

リーダーシップをデザインする―未来に向けて舵をとる方法

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 110p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492533222
  • NDC分類 361.43
  • Cコード C3034

出版社内容情報

カリスマ性より人間性が、人を惹きつけ動かす力となる。自ら学び続ける未来のリーダーに贈る本。理想のリーダー像は「寅さん」だ。

深く、味わいのあるリーダーシップ論。

デザイナー/アーティスト/サイエンティスト/大学教授(MITメディアラボ)として活躍する著者が、全米有数の芸術大学学長になって考えたこと、学んだことをシンプルな言葉でまとめます。俺についてこい、型のリーダーではなく、思いがけずリーダーになってしまった普通の人が、チームの力を最大限発揮するために配慮すべき心得とは何か。読む人に勇気を与える一冊です。

(以下、日本語版への序文より)
僕には、「寅さん」がリーダー像の素晴らしい例に見える。確かに彼はおっちょこちょいで不器用だ。でも、彼には常に一つの目標がある。他の人たちがその人なりのベストを尽くすことを助けることだ。彼は人前で何度失敗しようとも恐れず、うまくいくまで突き進むのだ。

渥美清はその役を48回演じた――1969年から1995年の間、繰り返し、日本のみなさんのために。彼は「弱き者」を理解する「役者としてのリーダー」だった。

読者のみなさんには、この本を読み始める前に、この本を書いた人物を理解する手助けとして、寅さんのイメージを頭に描いてもらいたかった。僕はなにより、ありそうもないリーダーだ――名門大学の学長になった・・・・・・豆腐屋の息子だ。そして、過去と現在で学んだことを生かしながら、未来へ向けて舵を取る術を今もずっと学び続けている。

1 ここから始まる
2 クリエイティブとして
3 技術者として
4 教授として
5 人間として
6 ありがとう

【著者紹介】
ジョン・マエダ
RISD(ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン)学長
世界的に著名なグラフィック・デザイナー、ビジュアル・アーティスト、コンピュータ・サイエンティスト。MITメディア・ラボでシンプリシティ・コンソーシアムを立ち上げ、E・ラッジ&ナンシー・アレン メディア・アーツ&サイエンス学科教授を務める。メディア・ラボ副所長を経て、2008年6月より、米国有数の芸術大学であるRISD(ロード・アイランド・スクール・オブ・デザイン)学長。スミソニアン・ナショナル・デザイン賞(アメリカ)、レイモンド・ローウィ財団賞(ドイツ)、毎日デザイン賞(日本)など、受賞歴多数。邦訳された著書に『MAEDA@MEDIA』『Design by Numbers』『シンプリシティの法則』などがある。

内容説明

チームを導くシンプルな配慮とは。デザイナー/アーティスト/サイエンティストとして活躍する著者が、新しいリーダーの心得を示す。

目次

1 ここから始まる
2 クリエイティブとして
3 技術者として
4 教授として
5 人間として
6 ありがとう

著者等紹介

マエダ,ジョン[マエダ,ジョン][Maeda,John]
2008年6月より、アメリカ有数の芸術大学であるRhode Island School of Design(RISD)の学長を務める。グラフィック・デザイナー、ビジュアル・アーティスト、コンピュータ・サイエンティスト。MITメディアラボでシンプリシティ・コンソーシアムを立ち上げ、同研究所E・ラッジ&ナンシー・アレンメディア・アーツ&サイエンス学科教授、副所長を経て現職。2008年に『エスクァイア』誌の「21世紀に最も影響力を持つ75人」に選出される

バーモント,ベッキー[バーモント,ベッキー][Bermont,Becky]
RISDメディア部門のバイス・プレジデント。MITメディアラボの時代から、ジョン・マエダと共にデザイン、アカデミア、ビジネスの各分野の橋渡しをする仕事に携わる

友重山桃[トモシゲユラ]
翻訳家。静岡県富士宮市生まれ、1歳から高校卒業までフランスで育つ。東京大学経済学部卒業。経済から精神医療、美術まで、様々な分野のフランス語・英語の通訳・翻訳を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イノベーター

4
「正しくあるより、正しいことをするほうが大事」 http://www.4-de.net/changebook/?p=2852013/03/20

旅猫

3
クリエイティブな仕事から大学の学長になった著者がその経歴上知りえたリーダーシップ論を展開する。読み終わったあと一番思ったのが、リーダーになりたい、ではなく時間とやる気があれば世界と繋がれるのではないかという、希望でした。2014/04/23

nizimasu

3
デザイナーである著者がいかに組織をまとめていくか、「リーダーシップをデザインしていく」悪戦苦闘というかアイディアのスクラップ&ビルドを描いていて、シンプリシティの法則よりはまとまりに欠けている印象。でも著者によれば、それは、リーダーシップについて解答をもっていないということから、むしろブレストの一環みたいな本なのだろう。痛快な切り口がもうちょっと読みたかったな2013/07/15

みこりん

2
リーダーシップのノウハウではなく、大学の学長である著者が、どのようにリーダーシップをとり困難といわれた改革を進めてきたのかを振り返る形で書かれている本である。ツイッターを基に編集したというだけあり、印象的なつぶやきから著者の意思を読み取ることができる。「違い」は心地よい、理想が大切だ、立場からの誠実さへの示唆、エゴなしの謝罪等々、印象的な言葉が多い。自分の役割りをデザインするという考え方が、アーティストらしい。2013/03/24

芸術家くーまん843

2
名著『シンプリシティの法則』の著者であり、アメリカ有数の芸術大学であるRhode Island School of Design(RISD)の学長である、ジョン・マエダ氏による一冊。※参考:『シンプリシティの法則』http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492556079/businessbookm-22/ref=nosimアーティストである著者がなぜリーダーシップを?といぶかしがる向きもあると思いますが、多くのアーティスト同様、著者も自らにマネジメントの才能が2013/02/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6409647
  • ご注意事項