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システム思考―複雑な問題の解決技法

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  • サイズ A5判/ページ数 497p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492532638
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3034

内容説明

なぜ組織に優秀な人を集めても、全体では平凡なレベルの行動と結果に終わるのか?なぜよかれと思った行動がかえって悪い結果につながるのか?なぜほとんどの人が「これは問題だ」とわかっていながら、同じ問題が繰り返し起こるのか?この複雑なる世界を読み解く最強の武器。

目次

第1章 複雑なシステムにおける学習、複雑なシステムについての学習
第2章 システム・ダイナミクスの実践
第3章 システム思考のプロセス
第4章 ダイナミックなシステムの構造と挙動
第5章 ループ図
第6章 ストックとフロー
第7章 成長のダイナミクス
第8章 人間行動のダイナミクス
第9章 不安定性のダイナミクス
第10章 まとめ―システム・ダイナミクスをうまく活用するための原則

著者等紹介

スターマン,ジョン・D.[スターマン,ジョンD.][Sterman,John D.]
MITスローン・ビジネス・スクール教授/システム・ダイナミクス・グループ・ディレクター。システム思考、組織学習、企業戦略のコンピューター・シミュレーション、非線形ダイナミクス理論を研究するシステム・ダイナミクスの第一人者。複雑なシステムにおける意思決定の改善を目指し、企業及び経済システムの「マネジメント・フライト・シミュレーター」分野を開拓した。今日の組織が直面するさまざまな課題と機会について多くの文献を手がけ、IBM教授賞、アクセンチュア・ベスト論文賞など数多くの表彰を受ける

枝廣淳子[エダヒロジュンコ]
有限会社イーズ代表取締役。東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。環境ジャーナリスト、翻訳者。講演、執筆、テレビ出演などのほか、NGOジャパン・フォー・サステナビリティの設立者・共同代表や東京大学客員研究員としての活動等を通じ、人や組織に望ましい変化を創り出すコンサルティング、システム思考や自己マネジメントなどの研修を提供する。首相直轄の「地球温暖化問題に関する懇談会」メンバー、スイス国際サステナビリティ・イノベーション評議会評議員などを務める

小田理一郎[オダリイチロウ]
有限会社チェンジ・エージェント代表取締役。オレゴン大学経営大学院MBA修了。人や組織が自律的に目的を達成する効果的な仕組みを作るため、米国留学で組織変革のスキルを学び、多国籍企業で10年間、製品責任者・経営企画室長として組織変革の実務にあたる。その後米国で企業の社会的使命の追求と非営利組織マネジメントの強化のためのコンサルティング会社を設立。現職では「システム思考」「学習する組織」のコンサルティング、ファシリテーション、講演、研修などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiyu

4
ちょっと長かった。反面少々面食らう用語もあり、頭を捻りながら読み進めたのだが確かに本書で示されているような思考のありかたは役立つものではある。2023/02/17

なおじん

3
☆2図書館で借りました。数式などでの説明がたくさんあり、専門家向けの一冊と感じます。具体的がたくさん記載ありましたかので、そのうちまた借りようと思います。2015/09/21

Moloko

1
厳格な定義や科学的に捨象されて実現された構造ではなく、曖昧性や予測のズレを許容した上で現実の問題をシステム的に捉えて問題構造を理解して問題解決を図り、そのフィードバックから問題構造の理解を改めて学習するソフトシステムズアプローチ的な方法論を説いているのが、このシステム思考なのかと思った。システムとして構造化することでアクターの問題理解まで構造化して彼らの取りうる行動をモデル化できるというのも面白く、シミュレーションを作成する技術さえあれば問題解決のコンサルティングも出来るのは手法として、魅力的だと思った。2018/09/28

かずや

1
視点と表現について、バックボーンを理解したうえで、意識的に取り込んでいきたい。仕事柄、DFD、フローチャート、UMLの各種ダイアグラム、、はあるけれど、時間軸を伴う影響度は、コンピュータを含めたシステム全体の生々しさ(大げさだけど)が現せると思う。2012/04/02

クスモク

1
システム思考の教科書として十分な内容。ただ、書名は原著の「ビジネス・ダイナミクス」の方がフィットするのではないかと思います。というのは、システム思考そのものの解説だけにとどまらず、サプライチェーンやストック管理についても多く述べているから。2009/09/23

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