内容説明
前著『人材マネジメント論』は、人材マネジメントを経営的な視点からとらえ、企業経営における人材マネジメントの方向性を示したものであった。本書はその内容をさらに一歩進め、現在そして将来予想される経営環境のなかで、企業が直面するであろう課題を考慮し、大幅に書き改めたものである。
目次
第1章 企業ビジョンと人材マネジメント(人材マネジメントの経営的視点;顧客重視の事業ビジョン;価値提供のビジョン;顧客接点重視のマネジメント;人材の戦略的活用)
第2章 人材マネジメントの三つの分野
第3章 組織マネジメント(組織マネジメントのキーワード;ピラミッド組織と自律組織;画一性重視の組織と多様性重視の組織;公式の組織コミュニケーションと社会関係資本による相互作用)
第4章 成果を生み出す能力と人物像(成果を生み出す能力と人材像;雇用とキャリア概念の変遷;採用と配置のさまざまな考え方;育成の多様な要素と課題;組織の育成力強化の方策)
第5章 報酬マネジメント(日本の報酬制度の変遷;米国の報酬制度の変遷;人件費の適正管理の考え方;報酬とコミットメント)
著者等紹介
高橋俊介[タカハシシュンスケ]
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。組織・人事に関する日本の権威の一人。プリンストン大学大学院工学部修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ワトソンワイアット株式会社に勤務後、独立。ピープルファクターコンサルティングを設立。人事を軸としたマネジメント改革の専門家として幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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