出版社内容情報
思考のモラルハザードを打破し、自ら戦略シナリオを創造するための初の本格的実践テキスト。プロフェッショナル・ビジネスマンになるための最新・最強ツール。
内容説明
思考のモラルハザードを打破し、自ら戦略シナリオを創造するための最強の実践的テキスト!シナリオのコアは「戦略エンジン」にある。
目次
第1部 思考編・戦略思考の本質―戦略思考を身につける(思考のモラルハザードが始まっている;思考のモラルハザードを打開する戦略思考;《戦略思考》トレーニング)
第2部 技術編・戦略シナリオ構想のコア―戦略エンジンを創る(戦略構想の基本的考え方;コア1:「3C+3S」によって戦略の構造を洞察し、具体的方向性を出す;コア2:顧客にとっての最も重要な「コア・バリュー」を創造する;コア3:収益基準と価値基準によってリスクを伴う判断・評価を行う)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Qucchi
2
事業戦略・商品戦略について書かれた本。この本独自だと思ったのは、戦略思考を考えるための思考(スタンス)が書かれていた点。具体的には「①責任を持って具体的な結論を出す」「②過去から将来までロジックで構造を洞察する」「③価値基準を持ってリスクを伴う判断を行う」の3つ。①と②より、必要な情報が揃った状態でロジックを組み立てられるケースは少ないので、今ある情報で考えきったら、あとは覚悟を持って実行していくのがいいんだろうと感じた。2023/10/22
こうじ
2
こういったタイプの本を読むのは久しぶりです。1998年の本なので事例は古いけど、キチンと整理されていて分かりやすかったです。でも、正直、こういったレベルでキチンと考えて仕事をすることは減りましたねぇ。大切なことなんですけど、余裕がないという言い訳のもと…。でも、必要ですよね、確実に。2019/05/23
shu_reading
1
★★★戦略となるとイメージはある程度あったけど、戦略シナリオとして学ぶとその奥深さに気付けて良かった。2020/07/24
M.H
1
事例は古いけど、豊富なのでシンプルに面白い。 が、戦略思考のアプローチやフレームは結構抽象度高いので、それほど具体的、実践的ではない印象を受けた。 読み物としてさらーーっと通り過ぎてしまった。2019/10/07
ボル
1
当時に読んだ。類書が多いなか、理解しにくかった痛い記憶がある。書いてある内容はものすごく参考になるのだが。2016/12/31