内容説明
アマチュアから「プロ」まではじめての本格的な入門書。斯界の第一人者が、豊富な実例とともにエッセンスを体系的な知識として提示。
目次
スポーツビジネスの世界
第1部 欧米のスポーツビジネス
第2部 日本のプロスポーツの経営
第3部 スポーツビジネスのトリプルミッション
第4部 メディアとスポーツ
第5部 スポーツ産業
国とスポーツ
著者等紹介
平田竹男[ヒラタタケオ]
1960年大阪生まれ。横浜国立大学経営学部卒業、ハーバード大学J.F.ケネディスクール行政学修士。東京大学工学博士。1982年通商産業省(現経済産業省)入省。在ブラジル日本大使館一等書記官、通商政策局資金協力室長等を歴任。プロリーグ化検討委員会に参加し、Jリーグ発足に尽力。日本サッカー協会国際委員としてワールドカップ日本招致にも携わる。資源エネルギー庁石油天然ガス課長を最後に退官し、2002年日本サッカー協会専務理事に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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sab
2
スポーツビジネスについての類書がないため痒いところに手が届く感じがあり、スポーツ用品ビジネスにまで触れているのは驚きであり守備範囲の広さに価値がある。球団経営やメディアの収益モデルなどについても構造を分かりやすく解説してくれて、具体的な数字も調べれば出るのかもしれないがこの分量を蒐集してくれている点はありがたい。それぞれの規模感がわかるとビジネスの大きさ・裾野がイメージしやすい。マクロに見すぎているところもあるので、スマートベニューの本のように、視点を絞って深掘る本に次は臨みたい。2022/10/15
yyhhyy
2
他国のメジャー競技の仕組み等の外観。データや歴史のまとめ中心で文字通り学校の教科書タイプ。ヒアリングは少なく考察もないが概況を知るのに良い。官庁出身のため「ビジネス」視点は薄め。2018/07/29
ネネムム
1
サッカーや野球から個人競技までさまざまなスポーツの収益の仕組み、スポンサー、放映権などスポーツビジネスについての基礎的な部分が幅広く書かれている。個別の競技についてはそこまで深く突っ込んでいないがスポーツ業界として全体を見ることができるのが良い。2015/03/24
Aoki
1
欧米と日本の代表的なスポーツをビジネスの観点から見た現状とこれからについてを網羅的にまとめられた本で、著者の熱意が感じられて興味深い内容です。収益を上げてビジネスを拡大していくためには、欧米と違って日本には普及の視点が必要という点では、少子高齢化社会問題の一端とも思われ、前途に不安も。類書がなさそうなのところに好感。2013/01/05
Mimuchi
0
スポーツの奥深さを感じた スポーツで幸せな世界に2013/11/29