場のマネジメント実践技術―職場の「壁」を壊し、組織統合の「壁」を乗り越える

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  • サイズ B6判/ページ数 373p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492521922
  • NDC分類 336
  • Cコード C3034

内容説明

「個人商店化」が進む職場、個々人の気づきが消え入る職場、働く楽しさのない職場…。強い職場をつくる鍵は「場」にある。「場の理論」創始者とコンサルタントが協働して、実践の技術を解説。「職」があっても「場」がない「職場」への処方箋。

目次

第1章 場のマネジメントを現場で活かす
第2章 職はあるが「場」がない職場
第3章 職場に場をつくろう
第4章 職場活性化のための場づくりとしてのKI
第5章 KIを場の理論で読み解く
第6章 なぜ、見える計画とYWTは場を育てるのか
第7章 組織統合の壁を乗り越えるための場づくり
第8章 組織統合における5ステップモデル
第9章 場のギプス
第10章 人と組織は「場」で育つ
第11章 場の実践技術

著者等紹介

伊丹敬之[イタミヒロユキ]
1945年愛知県豊橋市生まれ。一橋大学商学部卒業。カネギー・メロン大学経営大学院博士課程修了(Ph.D.)。一橋大学大学院商学研究科教授を経て、東京理科大学専門職大学院総合科学技術経営研究科教授・研究科長、一橋大学名誉教授。主な著者に『日本企業の多角化戦略』(共著、日経・経済図書文化賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Sanchai

1
全体を通してどこを切り取っても同じことが繰り返し主張されているような本に思えた。自発的な協働行動や組織の情報蓄積が起き、働いていて楽しい職場であることが理想なのだろうが、それを実現するために、ここまで型にはめた仕掛けを駆使していく必要があるのだろうか、それがかえって重荷になるなと思えてきた。発刊から10年も経過しているし、今はコロナ禍でリモートワークが当たり前になってきたから、発刊当時よりもずっと協働行動は難しくなっている。この手法を推奨するコンサルタントも、新たな時代への対応を迫られている。2021/03/13

ひ※ろ

1
★★★★☆2019/07/21

よーいち

0
まさにタイトル。場をつくる。あくまでツールはツール。ファシリテートする、いかに場をつくるか、そして愚直に続けると。ちと字が多い( ̄▽ ̄;)2012/03/19

Char

0
★★★★ 伊丹さんの著書「場の論理とマネジメント」が参考になったこともあるけど、『職(仕事)はあるけど場(ヨコのつながり)がないのが、今の職場』という帯にドキッとして、思わず購入(笑)。今はPCに向かってばかりだから、お互いに何の仕事をしているのが見えにくくなっているけど、飲み会などアナログなつながりが意外に本質的な良い職場の条件なのかな、と思う(特に若手社員が生き生き仕事してもらうのが大事)。そのあたりを仕組みとして構築する実践的な技術が記載。この中のいくつかをパクれれば良いかなと思った(笑)。伊丹さん2011/11/29

akanishi

0
読書の楽しみは何かと言えば、現実からのちょっとした逃避にあるのではないか。 さて、この著、前半は現実をつい思い出してなかなか読み進まない。第2章職はあるが「場」がない職場、などは、うなずきながら現実に戻されてしまう。2011/09/02

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