内容説明
4つのPによるマーケティング戦略の分析、広域の業界構造分析法、プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)による全社戦略の分析など、スタンダード・ツールを用いて、リーマンショックからの回復過程における戦略的打ち手の特徴を読み解く。
目次
最悪から小康へ
第1部 2009年におけるマクロ環境の変化と企業の戦略的打ち手(2009年におけるマクロ経済環境の特徴;2009年の企業戦略の分析)
第2部 日本企業の戦略課題(ユニクロ:ライフサイクルを繰り返すマーケティング戦略;餃子の王将:異質なターゲットの吸収;プリウスvsインサイト:製品ラインアップ戦略からの分析;EV化に直面する自動車産業:広域の業界構造分析による利益ポテンシャル変化の推測;ユニ・チャームの全社戦略:優れたポートフォリオ・マネジメント)
著者等紹介
沼上幹[ヌマガミツヨシ]
1960年静岡県生まれ。1983年一橋大学社会学部卒業。1988年一橋大学大学院商学研究科単位取得退学。2000年一橋大学博士(商学)。現在、一橋大学大学院商学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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