戦略暴走―ケース179編から学ぶ経営戦略の落とし穴

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戦略暴走―ケース179編から学ぶ経営戦略の落とし穴

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  • サイズ A5判/ページ数 437p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784492521830
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3034

内容説明

HBS流ケースメソッドに著者独自の改良を加えた実戦的ケース集。コンテクスト読解力を高める最良の教科書。

目次

第1部 国際化(資本参加;M&A;自力進出)
第2部 多角化(ランプレー;パスプレー;バンドワゴン)
第3部 不動産(リゾート;ゴルフ場;開発事業)
暴走ケース群が語る教訓

著者等紹介

三品和広[ミシナカズヒロ]
1959年愛知県生まれ。82年一橋大学商学部卒業。84年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、89年ハーバード大学文理大学院企業経済学博士課程修了。89年ハーバード大学ビジネススクール助教授、北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科助教授等を経て、神戸大学大学院経営学研究科教授。著書に『戦略不全の論理』(東洋経済新報社、2004年、第45回エコノミスト賞、第21回組織学会賞(高宮賞)、第5回日経BP・BizTech図書賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Haruki

5
1960~2000年代における国際化、多角化、不動産に分類した新規事業進出時の179の経営失敗ケースを端的にまとめ、日本版の経営戦略の落とし穴を探った。各ケースは時代環境や業種の差異もあり参考程度の流し読み。結論部で俯瞰した特徴として、平均的な社員経営者、同族経営者が本業の採算性悪化の救済を試み、または利潤の新しい使い道として新規事業化に走るも、戦略不在のまま外部環境やブーム(不動産、M&A)に翻弄され、分析すべき時に深く見通さず、方針変更すべき時に決断できず、の姿。将棋やアメフトの譬喩がイメージ化に良。2024/04/10

ぼにい

3
全部で179の戦略暴走(巨額の特別損失の計上を強いられた失敗)ケースが紹介されている。読んでいて息苦しくなるほどの死屍累々の惨状。はしがきのお勧めに従い、目次と終章から読み始めた。HBSのケース学習をプロ棋士の棋譜研究に、定石と棋譜は理論書とケースの関係に、それぞれ例えられているところは面白い。ケース(歴史、あるいは他者の経験)に多く接することで「コンテクストの微妙な違いの意味を嗅ぎ取る力を鍛える」とは確かにそう。筋が悪い話、しっくりこない案件、等を嗅ぎ分けるには、理屈をいくら勉強しても届かない気がする。2011/11/10

0010

1
戦略暴走を、特別損失に焦点を当てて、記載した本である。なぜ、賢いと言われる経営層が暴走を起こすのかがケースに、まとめられている。2022/09/15

あんさん

1
その時々の経済情勢、技術革新もあったにせよまさに死屍累々。「新聞、雑誌、テレビ、ネットが連日連夜騒ぎ立て、ここで動かない会社は馬鹿だ、と言わんかりのキャンペーンを張るとき、孤高を保つのは難しい。そのうえ、他社がこぞって動き出せば、もはや成算を見極めようとする人間は、空気が読めない、と疎まれるのが落ちである。」「企業の戦略も、遠くの一点を見つめつつ、確度の高い命題、もしくは"正義"に賭けていくのが、本来ある姿である。」経営者教育、鑑識眼の鍛練、他社の動きを知って動じない姿勢・・・。教育も設計も風土も大事。2014/11/01

おーしゃん

1
とにかく沢山の事例を横に並べ、横串を指し、企業の「戦略が暴走した」ケースを分類、カテゴライズしていった意欲作。もの凄い労力とエネルギーの下に編集された大作だと感じた。文末のまとめにあった「日本企業における戦略暴走は、一部の独裁的経営者の暴走よりも、市場縮小など敗色濃厚の際に起死回生策として採った戦略で痛手を負うケースが多い」という項は一理あると感じた。ただ、筆者が自ら述べている通り、本書は新聞や社史など、外部に公表された情報のみを集積した書であり、当事者に自ら一切のインタビューを行っていないことから、この2012/09/29

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