大前研一 新・経営原論―世界経済は新しい舞台へ

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  • サイズ B6判/ページ数 503,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492521601
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C3034

出版社内容情報

世界10ヵ国語に翻訳された話題の書、待望の日本版ついに登場!
米国で刊行された『The Next Global Stage』の邦訳。著者がさまざまなメディアで語っていることのオリジナルは本書にある。経営・経済・社会に関する予言の書。

■目次

第I部 舞台
 第1章 世界旅行
 第2章 初演の夜
 第3章 経済学の終焉
第II部 演出
 第4章 劇作家
 第5章 進歩のためのプラットフォーム
 第6章 彷徨
 第7章 連鎖を断ち切る
第III部 脚本
 第8章 政府を再設計する
 第9章 末来を先取りする
 第10章 ネクスト・ステージ
 第11章 追記

内容説明

20世紀型パラダイムを超える個人、企業、地域、国家の戦略が、いま、ここで明らかになる!これから10年を見通す戦略眼・世界観がこの1冊に凝縮。

目次

第1部 舞台(世界旅行;初演の夜;経済学の終焉)
第2部 演出(劇作家;進歩のためのプラットフォーム;彷徨 ほか)
第3部 脚本(政府を再設計する;未来を先取りする;ネクスト・ステージ ほか)

著者等紹介

大前研一[オオマエケンイチ]
1943年福岡県に生まれる。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、72年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。1992年11月には政策市民集団「平成維新の会」を設立、その代表に就任する。1994年7月、20年以上勤めたマッキンゼー・アンド・カンパニー・インクを退職。同年、国民の間に議論の場をつくるとともに、人材発掘・育成の場として「一新塾」を設立し、2002年9月まで塾長として就任。1997年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院公共政策学部教授、およびスタンフォード大学経営大学院客員教授に就任。1996年には起業家養成のための学校「アタッカーズ・ビジネス・スクール」を開設、塾長として現在に至る。現在、ビジネスブレークスルー代表取締役社長を務めるかたわら、オーストラリアのボンド大学の評議員兼客員教授。2004年3月に韓国の梨花大学国際大学院名誉教授に、7月に高麗大学名誉客員教授に就任。ペンシルベニア大学ウォートンスクールSEIセンターのボードメンバーも兼ねている。2002年9月に中国遼寧省、及び、天津市の経済顧問に就任。英国エコノミスト誌の1994年のグル特集では「世界のグル5人」の中のひとりとして選ばれている。2005年のThinkers50でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている

吉良直人[キラナオト]
1969年国際基督教大学教養学部卒業。80年ハーバード大学経営大学院卒業(MBA)。69年帝人入社。未来事業部、帝人ボルボを経て、80年マッキンゼー社日本支社に入社。以来、著者大前研一氏のマッキンゼー退職まで共に働いた。日本企業・外資系企業のコンサルティングのほか、グローバル・ビジネスに携わる経営幹部研修プログラムの企画・実施、パートナーとしてマッキンゼー日本支社のオペレーションを担当。マニュライフ生命保険常務執行役員を経て同社顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

13
これまでの大前さんの主張が纏められている。先に海外版があり、日本語に翻訳されて出版された経緯もあり、海外の事例が多く載っている。内容はこれまでに読んだ本に載っていたことがほとんどだったので、最新作を読んでみたいと思った。2016/06/13

Yuji Terazawa

2
【 2015年読書日記・その14 】 通信や金融の発達によって出現した新しい経済世界にいかに入り込み、繁栄していくのか。また、繁栄できる条件とは何か。国は、地方は、個人は、何をなすべきなのか。 これらの問いに答える一冊。少し前の本なので事例はやや古いものもなくはないが、ここで述べられている条件は現在でも十分通用するものであると思う。 本書の観点に照らして今の日本を見ると…うん…、絶望的だという結論になるのだろうね。2015/03/24

2
経済原論といえば、ミクロ・マクロの数学的な印象があるが、この本は実社会・実経済の現象や問題、未来について書かれた読み物である。政府の行動などをデータから考えている。商品の追随が可能になった20世紀後半から製造はジャスト・イン・タイムになり、モニターなどの可能による多様性が述べられている。シンガポールのIT2000やバンクーバーとブリティッシュ・コロンビア州の旅行・航空業界についてなど事例をあげて経済の移り変わりと今後について書かれている。2014/08/15

TK

1
経済のボーダーレス化が進む過程で国家とは何かという問題を考えざるを得なくなる。著者は「国民国家」という縛りが新しい経済システムに移行するうえでの障壁となることを指摘している。テクノロジーの進歩によりパラダイムシフトが起これば、当然そこで淘汰される産業が発生するのだが、そこを官僚や政治家が必死に守ろうとすると無駄な資金が投入され、日本はますます世界から取り残されるという構造がある訳だ。野田総理の「守るべきものは守り、勝ち取るものは勝ち取る」なんて中途半端な覚悟では世界は誰も相手にしてくれないんじゃない?2011/11/13

ken

1
重厚である一方で読みやすく、必読。2010/04/14

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