ミッシングリンク―デジタル大国ニッポン再生

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ミッシングリンク―デジタル大国ニッポン再生

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492502389
  • NDC分類 694.21
  • Cコード C3034

内容説明

電機・情報通信産業の5つの環が切れている!つなげば日本は浮上できる―霞ヶ関からの緊急提言。

目次

序章 日本の情報通信産業を分断する5つのミッシングリンク
第1章 ミッシングリンク1―機器とサービスがつながっていない
第2章 ミッシングリンク2―供給者と利用者がつながっていない
第3章 ミッシングリンク3―情報通信産業と他産業がつながっていない
第4章 ミッシングリンク4―国内市場と海外市場がつながっていない
第5章 ミッシングリンク5―官と民がつながっていない
終章 ミッシングリンクを埋めるための処方箋

著者等紹介

谷脇康彦[タニワキヤスヒコ]
1960年生まれ。84年、郵政省(現・総務省)入省。郵政大臣秘書官(1999~2000年)、在米国日本国大使館参事官(在ワシントンD.C.、2002~2005年)、総務省総合通信基盤局電気通信事業部料金サービス課長(2005~2007年)、同事業政策課長(2007~2008年)、情報通信国際戦略局情報通信政策課長(2008~2011年)などを経て、現在、総務省大臣官房企画課長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とびほびこび

8
デジタル大国ニッポンの問題と解決に向け5つのミッシングリンクというカテゴリで紹介。ダムパイプ型からクラウド型への移行やゲーミフィケーションによる楽しさ要素の活用等、従来型のモノ作りにプラスしてサービス作りを一体化させる事が要求されるという点は納得。理想はそうだが、昔も今も変わらず利権が絡むと前へ向いて進まない体質や各機関連携の温度差こそが変革を阻害する最大の要因であり解決すべき課題かと。AppleやGoogleによる囲い込みが完成されつつある中で垣根を越え、官民一体となり立ち向かう事が重要だと感じた。2013/05/07

Kentaro

2
ダイジェスト版からの要約 スマートフォンの例でいえば、ハード、ソフト、利用者が自由につながり形成されるコミュニティ、通信サービスを提供する通信会社、クラウドサービス事業者。多種多様なプレーヤーが手を結んで、1つの価値を創造している。つまり、単体の「モノ作り」という世界ではなく、複数の異なるプレーヤーが協調と競争の中で市場を作る生態系、デジタルエコシステムという世界に変わった。大量の情報を集約・解析し、その結果を踏まえた新たなサービスを生み出すことができるようになった。情報を握る企業が市場の覇者となる。2018/06/20

としお

0
大学で情報通信関係のゼミに所属しており、その教材になっていた本。私は情報通信業について以前は全くの無知であったが最近は少し分かるようになってきた。本書は5つのミッシングリンクをつなぐことで日本の情報通信産業は発展することができるのではないだろうかという考えを述べている。プラットフォームを構築したグーグルやアップルの存在は非常に大きく、本当に日本はスマートフォンの普及で豊かになったのか考えさせられます。2013/12/10

noritsugu

0
考えるきっかけにはなりそうだが、「ミッシングリンク」という語を使って本を書きたかっただけではないかと疑ってしまう。2012/09/28

Masahito Zembutsu

0
タイトルからはイメージしにくいのですが、中身は「クラウド・コンピューティング」がもたらす「オープンイノベーション」「エコシステム」がキーワード。 本書の副題は「日本の情報通信産業は再生できるか」。著者たる郵政省の現役官僚の視点から、ミッシングリンクとは、具体的に「機器とサービス」「利用者と供給者」「情報通信産業と他産業」「国内市場と海外市場」「官と民」という5つの点において、繋がっていないと指摘。このミッシングリンクの解消こそが、再生につながるという。 特段新しいことは無いけれど、コンパクトにまとまっ2012/07/22

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