カレーの経営学―勝ち続ける驚異のしかけ・ノウハウ ハウス食品にまなぶ

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カレーの経営学―勝ち続ける驚異のしかけ・ノウハウ ハウス食品にまなぶ

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  • サイズ B6判/ページ数 169p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492502334
  • NDC分類 588.09
  • Cコード C3034

内容説明

難解な経営学も、みんな大好きな「カレー」で学べば目からウロコ!カレー業界の常勝企業・ハウス食品などの事例をふんだんに盛り込み、楽しくわかりやすく、そして実用的に経営学を解説しました。現役経営コンサルタントにして、カレー研究第一人者の顔も持つ著者だからこそ書ける、実践的経営学指南書。

目次

序章 カレーを知れば、ビジネスの本質がわかる
第1章 ハウス食品に学ぶ創業の「秘伝」
第2章 カレー業界は経営戦略の宝庫
「バーモントカレー」はマーケティングの教科書
第4章 コンスタントにヒット商品を生み出す研究開発の法則
第5章 ライバルを撃破する競争戦略
第6章 できる会社の財務会計はここが違う
第7章 人事制度で社員の連携は図れる

著者等紹介

井上岳久[イノウエタカヒサ]
1968年生まれ。1991年法政大学法学部、1998年慶應義塾大学経済学部卒業。1991年片岡物産(株)入社、2001年横濱カレーミュージアム館長兼プロデューサーを経て、2007年3月にカレー総合研究所を設立。2000種類を超えるレトルトカレーを収集、試食を重ねる。ハウス食品や江崎グリコをはじめとする大手食品会社やローソンやサークルKサンクスなどの流通企業のカレー関連商品を含む1000点以上を企画及び監修(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

13
変化はコントロール出来ないが出来る事はその先頭に立つ事だけ。ビジネスの定義は昔、輸送手段は馬車だったが我々の事業は馬車屋であると決めると質的変化で車が出てきても対応出来なくなる。定義や思考を小さく限定すると機会を失う。ブームとは周囲を巻き込んで引き起こして行く。支持されてる食品は容器の開発だけで中身は変えることは無い。イノベーションに成功するには最初からトップの座を狙わないと自立した事業にもならない。三国志も三国で競争し歴史を築いた。市場に3社いると革命が進む。2014/09/18

Kentaro

3
家庭で作るルウカレーは、お父さんお母さんから子供まで、全員が美味しいと思えるカレーでなければなりません。そして、家庭のカレーはルウを変えられない。変えると家族から「今日のカレー、味がいつもと違う」等とブーイングを浴び、お母さんはなかなか冒険ができないのです。対してレトルトカレーは、もしスーパーやコンビニの商品棚に目新しいレトルトがあったら食べてみたいと思う人が多い。しかも、万一それで失敗しても、責任を取るのは自分一人だけです。レトルトカレーの開発は、安定志向ではなく、挑戦的な商品も対象になるという事です。2018/10/19

Hiroki Nishizumi

3
馴染みやすい食品(カレー)から経営学の入門を、とのコンセプトだが、そんなに興味深いものとは思えなかった。ハウスとS&Bの比較あたりはまずまず面白かったかな。2013/09/02

ぷー

1
カレーを取り巻く業界が面白い。特に「辛さの度数表示」を使ってハウス食品だけで比べたもらう戦略は面白い。カレーならではの戦略もあるが、基本的には色んな業界にも使えるような縮図になっている。企業研究は面白いし、自分でもやってみたい。2022/07/31

DIMENSIONSEC

1
食品業界、カレー業界の概要が見渡せる本。非常に解りやすくシンプルな構成で読みやすい。比較的語られることの少なかったハウス食品の起業から現在までの特色がよくわかる。あ~カレー食べたくなった。2015/02/05

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