内容説明
技術陣のいい意味でのチャレンジ精神は大事にしながらも、それまでの社内の意識を改革し、少しでも、より多くの利益を生み出せる会社に変えたい。それが、キヤノン社長就任当時に立てた御手洗氏の目標だった。本書では、そうした目標をどのように幹部や社員に伝えたか、また目標達成に自然に向かうような仕組みをどのように作って経営革新を遂行してきたか、その経緯について御手洗社長が経営者としての土台を築いたアメリカでの体験談を交えながら、率直に語っていただき、それを聞き書きという形にした。
目次
序章 利益重視の原点
第1章 利益追求への改革
第2章 会社を強くするコミュニケーション
第3章 組織を動かす仕掛け作り
第4章 メーカーの競争力の源泉
第5章 戦略の柱は多角化と国際化
第6章 社会に親しまれる会社
著者等紹介
坂爪一郎[サカズメイチロウ]
1963年東京生まれ。出版社編集者を経て、フリーのジャーナリストとなる。ビジネス、IT分野をメインフィールドに旺盛な執筆活動を続けている
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