2020年の中国―「新常態」がもたらす変化と事業機会

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2020年の中国―「新常態」がもたらす変化と事業機会

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492444276
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C3033

出版社内容情報

中国は中成長の「新常態」へと移行。対中進出企業へ向け、現地コンサルタントが産業・企業や消費の変化を徹底分析し、新戦略を提案。

中国の経済社会は、「新常態」という新たな発展段階に入った。
この変化は日本企業にとってどのような意味を持つのか。
中国では地方経済の底上げが進み、インターネットや交通網の整備を背景に地域の情報格差が縮小して、市場の「同質化」が進んでいる。
産業界では消費者ニーズに機敏に応え、海外とのネットワークを活かして研究開発に取り組む創新(イノベーション)企業が続々と生まれている。
日本企業はそれらとどう闘い、また協業していくのか。
現地コンサルタントが市場・企業・消費の変化を徹底分析し、日本企業の新たな戦略軸を提示する。

序章   新常態における事業機会
第1章  中国の社会・経済展望
第2章  新常態下の産業発展戦略
第3章  新常態下の中国企業とイノベーション
第4章  価値転換が進む消費市場
第5章  新常態と日本企業

【著者紹介】
此本 臣吾(コノモト シンゴ)
野村総合研究所代表取締役専務執行役員ビジネス部門担当
1985年(株)野村総合研究所入社。2015年より代表取締役専務執行役員ビジネス部門担当。

内容説明

現地コンサルタントが中国の市場・企業・消費の変化を徹底分析。「新常態」下での日本企業の新たなチャンスとは―。今後の中国ビジネスのポイントは、「地方市場の底上げと市場ニーズの同質化」、「中国式創新企業との協業と競争」の2点。最前線の動向を踏まえ、日本企業のビジネスチャンスと新戦略を考える。

目次

序章 新常態における事業機会
第1章 中国の社会・経済展望
第2章 新常態下の産業発展戦略
第3章 新常態下の中国企業とイノベーション
第4章 価値転換が進む消費市場
第5章 新常態と日本企業

著者等紹介

此本臣吾[コノモトシンゴ]
1985年東京大学大学院工学系研究科機械工学科修了。同年、(株)野村総合研究所入社。グローバル製造業の戦略コンサルティングに従事。1994年台北事務所長(1995年同支店長)、2000年産業コンサルティング部長、2004年執行役員コンサルティング第三事業本部長、2010年常務執行役員コンサルティング事業本部長、2013年常務執行役員コンサルティング事業担当、2015年から、代表取締役専務執行役員ビジネス部門担当。専門は、グローバル経営戦略、アジアの産業政策

松野豊[マツノヒロシ]
1981年京都大学大学院工学研究科衛生工学科修了。同年、(株)野村総合研究所入社。環境問題、企業の技術戦略・経営システムのコンサルティングに従事。1999年経営情報コンサルティング部長、2002年野村総研(上海)諮詢有限公司設立、董事・総経理、2005年コンサルティングプロジェクト総括部長、2007年から、清華大学・野村総研中国研究センター理事・副センター長。専門は、中国の産業政策、事業戦略、環境問題

川嶋一郎[カワシマイチロウ]
1987年早稲田大学第一文学部社会学専修卒業。1991年台湾淡江大学法学修士。1992年(株)野村総合研究所入社。台湾にて政府の投資誘致、日本企業の事業戦略プロジェクトなどに従事。2000年台北支店長。2011年から中国に駐在し、野村総研(上海)諮詢有限公司副総経理・駐北京代表。2014年から、同社董事・総経理。専門は投資誘致政策、中国事業戦略(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

japan

0
2017/02/14

よしださいめい

0
中国の経済動向などを知る上で、重要な本の一冊と言える。 “爆買い”の主役は、富裕層から中間層へ、理由も、「日本のブランド力」から、「値段が安いから」という。 しかし、中国国内における欧州、アメリカ企業にたいするブランドイメージと、日本に対するブランドイメージが大きくかけはなれている。日本の「特徴の無さ」が目を引く。 読者対象は、企業、市場動向関係者だと思うが、一般の読者が読んでも、新たな知見を得られるので、一読を薦める。2016/07/17

よしださいめい

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中国の経済動向などを知る上で、重要な本の一冊と言える。 “爆買い”の主役は、富裕層から中間層へ、理由も、「日本のブランド力」から、「値段が安いから」という。 (但し、中国国内の物価高騰や円高/円安などの影響もいろいろ絡むので、一概に言えないところもある) しかし、中国国内における欧州、アメリカ企業にたいするブランドイメージと、日本に対するブランドイメージが大きくかけはなれている。日本の「特徴の無さ」が目を引く。 読者対象は、企業や市場動向関係者だと思うが、自分のような一般の読者でも、新たな知見を得られ2016/07/17

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