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トライアングル資本主義

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  • サイズ A5判/ページ数 329p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492443323
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C3033

出版社内容情報

国際社会の地図が大きく変貌するなかで、日本の向かおうとしている道は果たして正しいのか? グローバリズムの影響を受け代わる日米亜のトライアングル構造を鋭く指摘する。

内容説明

アメリカを頂点とし、次に日本が座るという旧来のピラミッド型世界観では、現在の世界経済の構図は決して見えない。日本を抜きにして着々と進められるアメリカとアジアの連携に対し、日本はどのような進路をとるべきか。新たな世界観のもとにグローバリズムの深層を描き出す。

目次

第1章 冷戦後世界地図の変貌
第2章 グローバリズムという名のアメリカニズム
第3章 グローバリゼーションとアジア
第4章 アジア構想の形態と可能性
第5章 日韓中の共通点
第6章 アジア地域主義と「福岡モデル」
第7章 戦略なき日本
終章 日本は何を学ぶべきか

著者等紹介

中尾茂夫[ナカオシゲオ]
明治学院大学経済学部教授。経済学博士。1954年生まれ、京都大学大学院経済学研究科博士後期課程退学。大阪市立大学経済研究所に16年在籍、同研究所閉鎖を機に退職し、2003年より現職。シカゴ連銀、トロント大学等で客員研究員、上海財経大学、西ミシガン大学、中国人民大学で客員教授。『ジャパンマネーの内幕』(岩波書店)で第32回エコノミスト賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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