Globalization and the national
アジアの経済的達成

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  • サイズ A5判/ページ数 328p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492442739
  • NDC分類 332.2
  • Cコード C3033

出版社内容情報

「グローバリゼーション」のもつ大きな破壊力に焦点を当て、そのあとに何が現れようとしているのかを国際経済学の枠組みで分析する。

内容説明

この半世紀にアジアが掌中にした経済的成果は何であったのか。アジア経済の内実を国際経済学の観点から究明するとともに今後の開発経済学が展開すべき方向を提示する。

目次

第1部 グローバリゼーションの中のアジア(貿易・直接投資依存型成長のメカニズム;貿易・直接投資関連政策と経済成長;直接投資とイノベーション―東アジアの所得格差と経済成長;技術移転と社会能力―工業化と技術の波及メカニズム;構造調整と開発援助の危機―アジアと世銀・IMF;アジアの危機の原因と政策対応―よりよい代替案を求めて;アジア経済の将来―計量分析による成長展望)
第2部 開発の現段階と課題(NIES―韓国ポスト成熟の方位;ASEAN―インドネシアの光と陰;中国―経済改革の理論と実践;グローバリゼーションとインド国民経済の全容)
第3部 開発の思想と理論(開発経済学に問われているもの;ネオリベラリズムの成果と課題)

著者等紹介

渡辺利夫[ワタナベトシオ]
1939年甲府市に生まれる。1963年慶応義塾大学経済学部卒業。1970年同大学大学院博士課程修了。経済学博士。筑波大学教授、東京工業大学教授を歴任。現在拓殖大学国際開発学部教授・学部長。東京工業大学名誉教授。著書に『成長のアジア 停滞のアジア』東洋経済新報社、1985年(吉野作造賞)。『開発経済学』日本評論社、1986年(大平正芳記念賞)。『西太平洋の時代』文芸春秋、1989年(アジア太平洋賞大賞)。『神経症の時代』TBSブリタニカ、1996年(開高健賞正賞)。『海の中国』弘文堂、2001年(岩崎育夫氏との共著)、他
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