世界はコロナとどう闘ったのか?―パンデミック経済危機

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世界はコロナとどう闘ったのか?―パンデミック経済危機

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  • サイズ 46判/ページ数 422p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492396650
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C3033

出版社内容情報

2020年、コロナ・ウイルスは世界経済、国際関係、そして地球上のほぼすべての人の日常生活を破壊し、何億人もの人々が職を失い、死の恐怖におびえた。

かつて世界経済全体が数週間のうちに20%も縮小したことはなく、世界経済の95%が同時に苦境に立たされたことはなかった。
ウイルスは私たちの健康だけでなく、経済をも猛烈な勢いで攻撃し、今や世界中のいかなる国も、ビジネスや金融のグローバルな網目から逃れることはできないのだ。

政治家や中央銀行、製薬会社など、さまざまな個人や組織の思惑や利害関係と、中国や欧州、イギリス、アメリカといった世界各国がとった政策とその帰結を克明に追いつつ、中国の台頭やトランプの暴走、ワクチンの開発競争や中央銀行の施策、政府による巨額の財政出動、世界銀行などの国際機関の動きまで、コロナ危機に見舞われた世界を俯瞰する。

2008年の経済危機を描いた『暴落』で高い評価を得た歴史家が、金融、政治、ビジネス、そして人間模様の物語を巧みに織り交ぜながら、すべてが変わってしまった2020年を克明に描き、グローバル化した経済や金融の世界を読み解く、現代世界を理解するための必読書。



目次

第1部 疫病と現代世界(組織化された無責任;武漢における感染爆発 ほか)
第2部 類を見ないグローバル危機(自由落下する経済;金融危機を回避せよ ほか)
第3部 混乱と安定(EUの復興基金;勢いを増す中国 ほか)
第4部 政治の役割(ワクチンの開発競争;債務救済 ほか)

著者等紹介

トゥーズ,アダム[トゥーズ,アダム] [Tooze,Adam]
1967年ロンドン生まれ。コロンビア大学歴史学部教授。ケンブリッジ大学キングス・カレッジで経済学の学士号を、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで博士号を取得。ケンブリッジ大学で教鞭をとったのち、イェール大学のバートン・M・ビッグス教授。2015年から現職

江口泰子[エグチタイコ]
翻訳家。法政大学法学部卒業。編集事務所、広告企画会社勤務を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ばたやん@かみがた

103
《欧米リベラル中心、異常に中国に点が甘い》まとめると「財政金融政策は、特にヨーロッパのリーマン後の緊縮失敗に鑑みて比較的マシだった。だけど、ワクチン登場するまでの感染抑制体制が全然ダメ」となるでしょうか。だが、それが欧米諸国中心の記述になってるのにガッカリ。特にそれを感じさせるのが中国の記述。武漢ロックダウン以降の中国のゼロコロナ政策を欧米と比べて顕著な効果と誉めそやしたり、先進国で2021年ワクチン接種を自国優先したため途上国へは中国製ワクチンが席巻したことを「大勝利」と形容しています。(1/2)2022/08/28

羊山羊

10
原著が2021/9の発刊、コロナ禍にあって米欧と中国の経済政策を主眼にどんな対応があったのかを述べる。当時の時節柄、多少は仕方ないと言え、ヨーロッパ批判がちと目立ちすぎ。国家主導の資本主義経済バンザイな内容だ。例えば現実として今、アメリカはお金をばらまきすぎて高インフレに苦しんでいる。コロナ禍においては選ばざるを得なかった、という他ないだろう。 2023/04/22

chiro

3
コロナによって今までのあらゆるオペレーションが問い直されることとなり、それは中国の権威主義と西側の民主主義のどちらの体制が好ましいものであるのか?と言った視点を顕在化させた。冷戦後の世界は西側の民主主義とグローバリズムに支えられた資本主義が世界を駆動させるものとして疑いもなく邁進したがそれにストップをかけかねない出来事となった。著者は各国のコロナ対策やそれに基づき弱体化した経済をどう取り戻したのかについての事実をもとにこの危機の課題を炙り出したがその向かうべき方向については明示しきれていない。2022/04/26

takao

2
ふむ2022/04/17

Q

1
財政・金融政策のルポみたいな内容を期待していたが、もっと俯瞰的な話で期待していた内容ではなかった。まだ終わってないけどあのときは歴史を生きたんだなーと実感2022/10/08

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