AI×地方創生―データで読み解く地方の未来

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AI×地方創生―データで読み解く地方の未来

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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492396513
  • NDC分類 318.6
  • Cコード C3033

出版社内容情報

AIで未来予測とビジョン・政策選択を示した「日立京大ラボ」シミュレーションの書籍化。データとKPIに基づく「地方創生」への道

内容説明

データ×人の“想い”AIが導き出す、未来へのヒント。データ(根拠)に基づいて過去の政策検証や未来シナリオのシミュレーションを行い、目指す未来に向けた政策を立案。AIを活用したEBPM(証拠に基づく政策立案)の新たな実践。

目次

イントロダクション―AIは政策そして地方創生に活用できるか
第1章 データ(根拠)を基にした政策立案の必要性(第1期総合戦略の結果から見た日本の姿;第2期総合戦略の方向性;EBPMの必要性)
第2章 データから見た第1期総合戦略―KPIに着目した分析(国の第1期総合戦略の結果;都道府県の第1期総合戦略(地方版総合戦略)の結果
人間の解釈の限界)
第3章 第2期地方版総合戦略へのヒント―AIによるシミュレーション(政策提言AIとは;政策提言AIの活用事例―長野県「長野県の持続可能な未来に向けた政策研究」;本書で実施したシミュレーションの方法;福島県のシミュレーション結果;兵庫県のシミュレーション結果;都道府県の未来シナリオのシミュレーションから見える傾向)
第4章 シミュレーション結果の評価―都道府県へのインタビューを通じて(インタビューの目的;地方創生の現場から―福島県;地方創生の現場から―兵庫県)
第5章 政策提言AIのその先―今後の活用可能性(政策提言AIの柔軟性;主観的な指標への広がり―福井新聞社「未来の幸せアクションリサーチ」を通じて;民間企業への広がり)

著者等紹介

広井良典[ヒロイヨシノリ]
京都大学こころの未来研究センター教授。千葉大学教授を経て2016年より現職。専攻は公共政策及び科学哲学。『日本の社会保障』(岩波新書、1999年)でエコノミスト賞、『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書、2009年)で大佛次郎論壇賞受賞

須藤一磨[スドウカズマ]
日立コンサルティングスマート社会基盤コンサルティング第2本部シニアコンサルタント。間接材購買コンサル企業にて、地方の宿泊施設や小売店等のコスト改善業務を経験し、2016年より現職。現在は、自治体関連の調査研究や日立京大ラボ等の共同研究を通じて、Society5.0実現に向けた検討・実証等の活動に幅広く参画

福田幸二[フクダコウジ]
日立製作所研究開発グループ基礎研究センタ日立京大ラボ主任研究員。専門は複雑系科学、人工知能(AI)。2005年東京大学大学院博士課程修了(博士(科学))。日立製作所中央研究所に入所後、AIの研究に携わり、2016年6月より京大‐日立の産学連携拠点である日立京大ラボにおいて、超スマート社会(Society5.0)の実現に向けた政策提言AI及び自律分散システムの研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月をみるもの

12
肝心のシミュレーションの方法がまったく書いてないし、そもそも日立と京大のプレスリリースが出てるだけで、まともな論文も出版されてないようだ。すべての根本となる因果グラフは完全に人手でつくられてて解釈も完全に人間依存なのに、どこらへんがAI なの?? まあいまどきは 最小二乗法つかってれば AI 使ってると言ってもいいようだから、KPI の多変量解析やってれば十分 なのか。2021/01/23

バジンガ

1
京都大と日立が組むとこんなことができるのかと感心。ただ,描かれた政策に迫力がないと感じるのは私だけか2023/09/18

K

1
地方創生のプロジェクトにAIをどう生かしていくかという話かと思ったのですが、広井先生の京大と日立が協働して、AIを使ってKPIの分析やシミュレーションをすることで地方創生の方向性を決めていくプロセス案について書かれた本でした。シナリオは都市集中型と地方分散型に大別され、2020年代後半に分岐点があり、その後遡及的にもう一方の道に転換することは不可能、かつ地方分散型で格差を解消しつつ全体を底上げしていく方が社会の持続可能性という点で望ましい、とのこと。2020/12/06

🍅

0
★★★☆☆ 京大と日立研究所の共同研究に関して書かれた本。政策に関わる問題に取り組んでいるせいか、当たり障りのない方法を使った研究がされていた。ひたすら報告書を読まされているような感覚になり、飽きてしまったので、途中で読むのをやめてしまった2024/01/20

GRONG

0
あんま読まなくていい。2021/08/25

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