2050 老人大国の現実―超高齢化・人口減少社会での社会システムデザインを考える

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2050 老人大国の現実―超高齢化・人口減少社会での社会システムデザインを考える

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  • サイズ B6判/ページ数 254,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492395745
  • NDC分類 364.021
  • Cコード C3033

内容説明

2025年には団塊の世代が後期高齢期に入り終える。2050年には団塊ジュニアの世代が後期高齢期に入り終える。このままでは、その時、実質GDPは現在より4割落ち込み、国税収入のほとんどを貧しい高齢者の生活保護で使い切る。国家の役割を限定し、国が提供するサービス、国家と個人の関係を見直さなければ、社会保障制度の破たんは避けられない。そのような大改革を、国民は英断しなければならない。

目次

序章 出発点は現実の直視
第1章 麻薬としての経済成長信仰―社会保障制度の破たんは想定外?
第2章 2050年の日本の姿―2025年の後に控える悲惨な将来図
第3章 福祉国家からナショナルミニマム国家への転換―視座の転換、すなわち、常識は必ず変わる
第4章 ナショナルミニマム国家における社会保障システムとは―グランド・デザインと現実的な対応策のスケッチ
終章 求められる英断

著者等紹介

小笠原泰[オガサワラヤスシ]
明治大学国際日本学部教授。1957年、鎌倉生まれ。東京大学卒、シカゴ大学社会科学大学院・経営学大学院修了。マッキンゼー&カンパニーを経て、アグリメジャーである米国カーギル社ミネアポリス本社入社。ミネアポリス本社、カーギルB.V.(オランダ)、カーギルPLC(イギリス)勤務を経て、NTTデータ経営研究所へ。同社パートナーを経て、2009年4月より現職

渡辺智之[ワタナベサトシ]
一橋大学大学院経済学研究科及び国際・公共政策大学院教授。1957年、京都市生まれ。東京大学卒、プリンストン大学大学院経済学研究科卒、Ph.D.財務省勤務、IMFアジア局エコノミスト、OECD租税委員会第9作業部会副議長、一橋大学経済研究所助教授、財務総合政策研究所研究部長、中央大学大学院国際会計研究科教授を経て、2005年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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