これから世界で起こること―正しく時代を読むためのヒント

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これから世界で起こること―正しく時代を読むためのヒント

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492395714
  • NDC分類 332
  • Cコード C3033

内容説明

今後5年、世界経済の減速は止まらない!人気エコノミストが説き明かす最新の経済予測。

目次

第1章 米国経済はこれから5年が正念場(ニューヨークの株高は何を意味しているのか?;わたしたちは米国経済の光の部分を見ているにすぎない ほか)
第2章 欧州経済は「大停滞の時代」に突入する(ユーロ安がもたらす深刻な経済格差;あまりに脆弱な欧州の救済スキーム ほか)
第3章 なぜわたしたちはお金に縛られるのか?―資本主義の本質を知る(なぜ人は、どんなにお金があっても心が満たされないのか?;資本主義というシステムの本質とは? ほか)
第4章 お金の奴隷にならず豊かに生きる方法とは?―資産運用よりも自己投資を(若者たちが消費をせず、貯蓄に走る心理とは?;お金の使い方を知らない若者が増えている ほか)
第5章 これから20年、お金に困らない生き方と考え方(最大の収入源である「仕事」に専念せよ;安易な資格取得には走らない ほか)

著者等紹介

中原圭介[ナカハラケイスケ]
金融・経営のコンサルティング会社「アセットベストパートナーズ株式会社」のエコノミスト兼アドバイザーとして活動。金融機関や企業への助言・提案や富裕層の資産運用コンサルティングを行う傍ら、執筆・セミナーなどで金融教育・投資家教育の普及に努めている。経済だけでなく、歴史や心理学など、幅広い視点から世界経済の動向を分析し、経済予測の正確さには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えっくん

8
★★★★☆米国、ユーロ、日本の経済の展望、資本主義社会の本質について様々なデータを例示しながら著者の持論を展開。著者は元々歴史学が専攻でしたが、同じ過ちを幾度も繰り返してきた人類の歴史に準え、経済に関する洞察力の深さは読み応えがありました。扇動的な持論を掲げたり、不安を煽るエコノミストも多い中、金の亡者だらけの資本主義社会においても、人としての正しい生き方を問う著者に好感を感じました。混迷の時代が続く昨今、1つの考え方に流されることなく、多くの意見や書物から客観的に物事を判断することが大切だと思いました。2013/03/22

きむロワイヤル

6
歴史は繰り返す、しかも同じ間違いを犯しながらということ、それから、アメリカによる強欲資本主義がもうすぐ終わり、覇権は分散するということは他の本にも書かれていること。それに加えて、新しい世界で生き抜くためには、自己投資によって得意技を身に着けること、というのもどこかで聞いた話。しかし、この二つが一緒に書かれている本は他に見たことがない。強いて言えば、ここがこの本の特出すべき点か。2013/05/28

toto99

5
特に印象に残ったこと2点。  ○資本主義は、自由と平等、競争原理のもとで、人間を不幸にし続けるシステムではないか。 ○そもそも経済学は破綻している。需要曲線と供給曲線の理論は、人間の心理と時間の概念が欠けている。    今回は、特に目新しい内容がなかったですね。「サブプライム後の~」などを読んでいる方には、不要かもしれません。 2012/12/14

ダックス

4
前半は大変勉強になったが後半は以前の本などで何度か著者が言っていることなので正直「またか」と思ってしまう(それだけ著者が重要だと思っていることだろうが)。2012/11/12

turtle

4
これまでの本に比べて鋭さが影をひそめてしまったような...2012/10/14

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