内容説明
マネーの支配者による富の収奪は止まらない。「カジノ経済」を打破し、正当な社会・経済を取りもどすための新しい金融システムのあり方を大胆に提言。
目次
第1章 カジノ経済―アングロサクソン資本主義の到達点(資本主義がもたらした「カジノ経済」の罪悪;アングロサクソンの歴史は強奪と詐欺によって成り立っている ほか)
第2章 「マネー」のカラクリ―銀行の錬金術(知っているようで知らない「マネー」のミステリー;「通帳マネー」と「財布マネー」 ほか)
第3章 「100%マネー」―カジノ経済を封じ込める処方箋(マネーシステムへの懐疑;なぜ実体経済と金融経済がかくも乖離したのか ほか)
第4章 「100%マネー」への反論を反証する(なぜ毎年、経済成長を続けなければならないのか?;「100%マネー」は国家の財政破綻を救う ほか)
第5章 「マネー」はいったい誰のものか?(米国債の大量購入という巨大なリスク;リスクを回避する簡単で確実な解決策 ほか)
著者等紹介
トッテン,ビル[トッテン,ビル][Totten,Bill]
1941年アメリカ・カリフォルニア州生まれ。1963年カリフォルニア州立大学卒業後、ロックウェル社に勤務。1967年システム・デベロップメント社に転職、在籍しながら1969年に南カリフォルニア大学経済学博士号取得。同年日本に市場調査のため来日。1972年パッケージソフトウェア販売会社である株式会社アシストを設立。同社代表取締役。京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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