円デフレ―日本が陥った政策の罠

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  • サイズ A5判/ページ数 354p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492393970
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3033

出版社内容情報

現下のデフレ不況の真因は、日本が100年を超えて拡張を図った経常黒字維持体制にある。日米の有力エコノミストが精緻に論証した長期停滞の原因と正しい処方箋。

内容説明

長期低迷の“真犯人”に体系的「新仮設」。原因は「暗黙の通貨主権なき円安誘導策」にあり。

目次

第1章 政策の罠にはまる
第2章 ドル滞積がデフレを招く
第3章 重商主義型の金融政策
第4章 金の退蔵、ドルの退蔵
第5章 バブルの実験
第6章 大バブルの発生と崩壊
第7章 下落の悪循環
第8章 政策の罠の帰結
第9章 今日の日本の異形
第10章 日本型システムの終わり?

著者等紹介

三国陽夫[ミクニアキオ]
三国事務所代表取締役。1939年生まれ、東京大学法学部卒。野村証券を経て、75年7月から現職。現在経済同友会幹事

マーフィー,R.ターガート[マーフィー,R.ターガート]
筑波大学外国人教師。1952年生まれ、ハーバード大学卒。チェースマンハッタン、ゴールドマン・サックスなどを経て、1991年に経済評論家として独立。98年筑波大学客員教授、2000年から現職、ブルッキングス研究所在外シニア・フェローも務める
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