ヒンドゥー教と仏教―世界諸宗教の経済倫理〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 488,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492370957
  • NDC分類 161.3
  • Cコード C3033

出版社内容情報

インドおよびアジア諸国で近代資本主義の発展を阻止した諸要因、とりわけ宗教意識の質の問題を、ヒンドゥー教、バラモン教等の検討を通じて解明した、古典的名著。

内容説明

「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」「儒教と道教」「古代ユダヤ教」と並ぶウェーバー宗教社会学の重要著作。

目次

第1部 ヒンドゥー教の社会制度(インドとヒンドゥー教の概観;ヒンドゥー教の布教方式;ヒンドゥー教の教説と儀式 ほか)
第2部 インド知識人の正統派救済論と異端派救済論(バラモン的宗教類型の反狂躁道的儀礼主義的性格―ギリシャの知識人階層および儒教的知識人階層との比較;ダルマと、自然法問題の欠如;インドにおける知識・禁欲・神秘主義 ほか)
第3部 アジアの宗派的宗教類型と救世主的宗教類型(原始仏教の変化の一般的理由;アショーカ王;大乗教 ほか)

著者等紹介

深沢宏[フカザワヒロシ]
1931年山形県に生まれる。1953年一橋大学経済学部卒業。1955年同大学院修士課程修了。1956‐60年インド・ラクナウ大学留学、Ph.D.取得。1962年一橋大学大学院博士課程単位修得。一橋大学経済学部講師。1968年同助教授。1972年同教授。1983‐85年同学部長。1986年死去
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