出版社内容情報
マクロ経済学における超スタンダードなロングセラー・テキスト。「長期から短期へ」という原著の方針に従いつつも、第Ⅰ巻では短期分析のウエイトを大きくし、かつ開放経済モデルを重視した形で編成し、1学期間の入門コースの簡潔したテキストとして使えるようになっている。また、原著のアメリカの図表に対応して日本の図表もほぼ完備した。
さらに、この第4版(原書第9版)では、ビットコインに関するコラムや、最近のアメリカ労働市場の参加率の大幅な低下など、最新の経済状況を反映した内容がふんだんに盛り込まれている。
内容説明
マクロ経済学における超スタンダードなロングセラー・テキスト最新改訂版。
目次
第1部 イントロダクション(科学としてのマクロ経済学;マクロ経済学のデータ)
第2部 古典派理論:長期の経済(国民所得:どこから来てどこへ行くのか;貨幣システム:どのようなものでどのように機能するか;インフレーション:原因と影響と社会的コスト;開放経済;失業と労働市場)
第3部 景気循環理論:短期の経済(景気変動へのイントロダクション;総需要(IS‐LMモデルの構築;IS‐LMモデルの応用)
開放経済再訪:マンデル=フレミング・モデルと為替相場制度
総供給およびインフレーションと失業の短期的トレードオフ)
著者等紹介
マンキュー,N.グレゴリー[マンキュー,N.グレゴリー] [Mankiw,N.Gregory]
ハーバード大学経済学部のロバート・M・ベレン記念教授。プリンストン大学で経済学の勉強を始め、1980年に学士号を取得。MITで経済学の博士号を取得した後、1985年にハーバード大学で教え始め、1987年に教授に就任した。ハーバード大学では、学部と大学院の双方でマクロ経済学の講義を担当。研究は、マクロ経済学全般にわたっており、価格調整、消費者行動、金融市場、金融財政政策、経済成長などが含まれている。ハーバード大学での教育・研究に加えて、全米経済研究所(NBER)の研究員、ブルッキングス研究所の経済学関係パネルのメンバー、(連邦)議会予算局やボストンおよびニューヨーク連邦準備銀行の顧問なども務め、2003年から2005年にかけては大統領経済諮問委員会(CEA)の委員長でもあった
足立英之[アダチヒデユキ]
1940年広島県生まれ。1963年神戸大学経済学部卒業。1970年ロチェスター大学Ph.D.神戸大学名誉教授
地主敏樹[ジヌシトシキ]
1959年兵庫県生まれ。1981年神戸大学経済学部卒業。1989年ハーバード大学Ph.D.神戸大学大学院経済学研究科教授
中谷武[ナカタニタケシ]
1948年兵庫県生まれ。1971年神戸大学経済学部卒業。1994年神戸大学経済学博士。尾道市立大学学長
柳川隆[ヤナガワタカシ]
1959年大阪府生まれ。1984年香川大学経済学部卒業。1993年ノースカロライナ大学Ph.D.神戸大学先端融合研究環教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うぴー
qingyunjiang7
J. Tamura
うーひー