ディズニーリゾートの経済学 (新版)

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ディズニーリゾートの経済学 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492314340
  • NDC分類 689.21
  • Cコード C0033

出版社内容情報

定評あるロングセラーの全面改訂版。2013年4月に開業30周年を迎える東京ディズニーランド。常勝を続けている秘訣を探る。

2013年4月、東京ディズニーランドは開業30周年を迎える。累計入場者数は5億人を超え、日本人ひとりひとりが5回以上訪れたことになる。東京ディズニーリゾートは、世界に5つある「ディズニーパーク」のなかで、もっとも集客数が多く、収益世界一の遊園地ともいわれている。本書は、常勝を続けてきた東京ディズニーリゾートの戦略を解明し、これからどこへ向かおうとしているのかを探る。さらに、東京ディズニーリゾートがこれほどまでに日本人に受け入れられてきた時代背景、社会的要因をも分析し、成熟消費社会・日本の深層を考える。
 著者は、ロングセラー『ディズニーランドの経済学』(朝日文庫)の著者であり、ディズニーランドを経済的視点から分析した草分けとして知られる粟田房穂氏。

序章 挫折なき発展と進化
第1章 ディズニーランドの「夢と魔法のレシピ」
第2章 夢とイマジネーションの海へ
第3章 「ディズニーリゾート」への進化
第4章 「西の大型テーマパーク」との対決
第5章 消費を誘う巨大装置
第6章 舞台裏のリアリストたち
第7章 「成熟消費社会」の経済学
終章 「ディズニー」を受容する日本の異文化吸収力

【著者紹介】
粟田 房穂(アワタ フサホ)
元朝日新聞記者
1940年生まれ。63~97年朝日新聞社勤務。宮城大学事業構想学部教授、流通科学大学スポーツ健康学部教授を務める(現在は退官)。主な著書に、『円・ドル・マルク』(教育社、1976年)、『ディズニーランドの経済学』(共著、朝日新聞社、1984年)、『遊びの経済学』(PHP研究所、1986年)、『Jリーグ風──超消費社会の経済学』(ウェッジ社、1994年)等。

内容説明

発展を続ける巨大テーマパーク「儲かる仕組み」の真髄とは?ほかの企業の追随を許さないビジネスモデル(儲かる仕組み)のヒントがいっぱい詰まっている。

目次

Prologue 挫折なき発展と進化
1 ディズニーランドの「夢と魔法のレシピ」
2 夢とイマジネーションの海へ
3 「ディズニーリゾート」への進化
4 「西の大型テーマパーク」との対決
5 消費を誘う巨大装置
6 舞台裏のリアリストたち
7 「成熟消費社会」の経済学
Epilogue 「ディズニー」を受容する日本の異文化吸収力

著者等紹介

粟田房穂[アワタフサホ]
1940年神戸市生まれ。63年一橋大学商学部卒業、同年朝日新聞社入社。東京経済部、『週刊朝日』編集部等を経て、88~96年論説委員として社説・コラムを執筆。97年朝日新聞社退社。同年4月から2005年3月まで宮城大学事業構想学部教授。2006年4月から11年3月まで流通経済大学スポーツ健康科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サアベドラ

8
2001年に出た本の全面改訂版(2013年)。同著者による『増補版 ディズニーランドの経済学』にディズニーシー開園以降の展開とデータを加筆して膨らませた感じの内容。加賀美俊夫『海を超える想像力』、能登路雅子『ディズニーランドという聖地』から引用の多数。分析については既存のレジャー論、消費文化論を引っ張ってきているだけなので独自性はない。上記の3冊を既に読んでいる人はわざわざ読む必要はないが、いずれも読んだことなくてディズニーランド論に興味がある、なんて人にはいいかもしれない。2013/08/07

スプリント

6
東京ディスニーランドの立地にまつわるエピソードが一番印象に残りました。集客率・収益率にすぐれたディズニーリゾートの仕組みがよく理解できます。2015/02/28

ごえもん

3
今までディズニー関連の本と言えば従業員のホスピタリティや顧客満足度に関する話が多かったけど、オリエンタルランドの起業から埋め立て事業とTDLの誘致、時の運に恵まれて、、って話はなかなか興味深いものがあった。2013/08/03

いまにえる

1
ディズニー論について一冊まるまる使っているのでそれについて研究したい人にはオススメ。内容はディズニーの構造や歴史について書かれている。遊園地として成功しているのは、いわゆる建造物メインの富士Qのような遊園地より、ディズニーやUSJのような映画産業が元となった遊園地で、そこにはキャラクターの魅力、セットの作り込み、照明などのノウハウが生かされているというのは面白い。ただ、筆者は空虚な遊びであると考えているようであり、そこのギャップを感じた。ディズニーシーができる前の本なので今どう考えているのかは知らないが。2018/04/03

ぱった

1
読みやすかった。引用と誤字脱字が少し多かったけど2014/05/29

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