アニマルスピリット―人間の心理がマクロ経済を動かす

個数:
電子版価格
¥2,420
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

アニマルスピリット―人間の心理がマクロ経済を動かす

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 22時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 278,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492313985
  • NDC分類 331
  • Cコード C3033

出版社内容情報

ノーベル賞受賞経済学者とベストセラー著者がタッグを組んで、かつてケインズが指摘した「アニマル・スピリット」が経済をどう動かすかを明らかにする。経済危機に関する深い知見を得られる野心作。

内容説明

既存の理論ではなぜ経済の変動を読めないのか。ケインズの知恵と行動経済学の成果を組み合わせて資本主義をもっと深く理解する。行動経済学という新興分野を活用して、経済の本当の仕組みを記述。人々が本当に人間であり、あまりに人間的なアニマルスピリットに囚われているとき、経済がどう機能するかを説明している。経済の本当の仕組みについての無知によって、資本市場の崩壊からいまや実体経済崩壊まで視野に入ってきた世界経済の現状がもたらされたことも説明した。

目次

第1部 アニマルスピリット(安心とその乗数;公平さ;腐敗と背信;貨幣錯覚 ほか)
第2部 八つの質問とその回答(なぜ経済は不況に陥るのか?;なぜ中央銀行は経済に対して(持つ場合には)力を持つのか?
なぜ仕事の見つからない人がいるのか?
なぜインフレと失業はトレードオフ関係にあるのか? ほか)

著者等紹介

アカロフ,ジョージ・A.[アカロフ,ジョージA.][Akerlof,George A.]
カリフォルニア大学バークレー校コシュランド経済学教授。2001年ノーベル経済学賞受賞

シラー,ロバート・J.[シラー,ロバートJ.][Shiller,Robert J.]
Irrational Exuberance(邦訳『投機バブル根拠なき熱狂』)、The Subprime Solutionというベストセラー書籍の著者。イェール大学アーサー・M・オークン経済学教授

山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年東京生まれ。東京大学工学系研究科都市工学科修士課程修了。マサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務するかたわら、科学、文化、経済からコンピュータまで、広範な分野での翻訳と執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

53
前半の感想は、アメリカ史上最大の二つの不況は、安心の脆弱さ、硬直傾向や不公平さや腐敗に関する遺恨など、人としての欠陥が分析されている。2020/04/14

Aster

31
解決法というか前提の確認をしてる本。リーマンショック直後だからか、リーマンショックという固有名詞が出てこない。「経済危機は予想出来るものではないけど、アニマルスピリットで説明出来る部分がある、マクロ経済学は完璧ではない」ってカンジ?もっと最後の章で腑に落ちるまとめが書いてあった気がするが忘れちゃったのでまた読む。2024/03/06

wiki

12
人間は合理的ではない。人間は生き物であるという根底から抜け出せない。本書はケインズの「アニマルスピリット」という要素を経済界はより重要視せずんば上手く機能しない事を取り上げる内容で、リーマン・ショック直後に出た本だから、何故そんな現象が起きたのかを解説する内容は面白い。どうも人間は、所詮生物であるという事を、脳みそが大きくなりすぎたせいで忘れてしまうらしい。今日の日本における増税時に軽減税率を導入するか否かなど、まさにアニマルスピリットをどう考えるかで大きく結論は異なる。総じて知識階級は頭でっかちなのだ。2018/09/22

しろきいろ

6
図書館。訳者あとがきから読むと良いかもしれない。ラフな物言いで端的にこの著作が経済学という学問に与えたインパクトがわかる。アニマルスピリット自体は誰も彼も身に沁みてわかること…安心、公平さ、貨幣錯覚、腐敗と背信、物語。10年前のタイムリーな経済本ですがこの10年で他の学問分野もアニマルスピリット的なものをかなり取り込んできたんだろうな。ただそもそも経済オンチな自分にはあらゆる経済金融用語にピンとこないので、訳者がこの本の白眉という中央銀行のくだりがほんとに難しかった。やっぱり教科書から勉強しなきゃな…2019/07/21

Hiroki Nishizumi

6
人間は感情の動物。いろいろな事例は興味深かったが、それではどうすれば良いかという次の行動は難しいのかな。2019/02/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/179265
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。