慣習と規範の経済学―ゲーム理論からのメッセージ

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慣習と規範の経済学―ゲーム理論からのメッセージ

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  • サイズ A5判/ページ数 275p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492313176
  • NDC分類 331.19
  • Cコード C3033

出版社内容情報

国際的に高評価の若手学者が、従来の経済学では重視されなかった慣習と規範の役割をゲーム理論で分析。経済学の新しい可能性を切り開く、将来名著となるべき一冊。

内容説明

利潤最大化原理の再検討にはじまり帰納論的ゲーム理論に至るまで、学術論文では十分に伝えきれなかった著者の研究の全貌が今明らかに。

目次

第1部 合理性と慣習(くり返しゲームとフォーク定理;結託の経済効果(自由参入と結託;大規模装置産業と競争促進的カルテル)
価格競争と慣習 ほか)
第2部 進化・社会ゲームの理論(ナッシュ均衡の解釈;進化論的安定戦略と動学;社会とコミュニケーション ほか)
第3部 演繹から帰納へ(意思決定理論;くり返しゲームと満足化理論;合理的差別 ほか)

著者等紹介

松井彰彦[マツイアキヒコ]
東京大学大学院経済学研究科教授。1985年東京大学経済学部卒業。1990年ノースウェスタン大学M.E.D.S.にてPh.D.取得。ペンシルバニア大学経済学部助教授、筑波大学社会工学系助教授を経て現職。研究分野は経済理論、情報の経済学、ゲーム理論、貨幣経済学
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