テキストブック 入門経済学

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  • サイズ A5判/ページ数 390p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784492312902
  • NDC分類 331
  • Cコード C3033

出版社内容情報

現実の経済問題を経済学の論理構成で説明した上で、経済学の基本的な考え方を解説した入門書。数学的な展開は本文では最小限にとどめるなど、初学者に最適。

内容説明

本書は、経済学とはどのような学問か、現実の経済を理解する際に経済学をどのように使えばよいのかということをやさしく解説したものです。経済学の目的とはなにか、生産者や消費者の行動はどのように相互に依存しあっているのか、そして全体としてみた市場とはどのような働きをし、どのように限られた資源を配分しているのか、経済成長とはどのようにして達成されていくのかといった問題を、現実の経済問題と重ね合わせながら説明しています。

目次

経済学の目的
第1部 20世紀の経済発展と経済学の課題(20世紀の経済発展;戦後混乱期の日本経済;高度経済成長の軌跡 ほか)
第2部 経済の相互依存関係と経済主体の行動(経済の相互依存のしくみ;一国の生産量はどう決まるか;生産者行動の理論 ほか)
第3部 価格メカニズムと市場の広がり(価格メカニズムと資源の最適配分;市場と競争;オープン・エコノミーと経済依存 ほか)

著者等紹介

黒田昌裕[クロダマサヒロ]
1941年生まれ。64年慶応義塾大学経済学部卒業。69年慶応義塾大学商学研究科博士課程修了。現在慶応義塾大学商学部教授、商学博士。著書に『日本経済の一般均衡分析』(共著、筑摩書房、1974年)。『実証経済学入門』(日本評論社、1984年)。『一般均衡の数量分析』(岩波書店、1989年)他

中島隆信[ナカジマタカノブ]
1960年生まれ。83年慶応義塾大学経済学部卒業。現在慶応義塾大学商学部教授。著書に『日本経済の成長要因』(通産省通産研究所、1992年)。『実証経済分析の基礎』(共編、慶応義塾大学出版会、1997年)。『テキストブック 経済統計』(共著、東洋経済新報社、2000年)。『日本経済の生産性分析』(日本経済新聞社、近刊)他
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